見守り・介護高齢者をスマホでサポート! スマホ利用の注意点は?

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2~3年前くらいから高齢者の方が、自分のスマホで撮った写真をFacebookやLINEといったSNSにアップして、友人や家族に送られている光景をよく見かけるようになりました。又スマホ自体も高齢者向けの商品が色々と販売されるようになりました。
今回は高齢者の方も更に楽しめる最新の通信情報を紹介します。

 

高齢者のスマホ普及率

最近まで高齢者とスマホとは無縁のものと思われていました。利用する高齢者もスマホの第一印象としては「あんな難しい電話は私には使えない」とはじめから決めつけて、いわゆる「ガラケー」と呼ばれる携帯が高齢者の殆んどでした。しかし年々スマホに乗り換える高齢者は増えており、2017年高齢者のスマホ所有率は57.9%と半数以上の高齢者がスマホに乗り換えている現状が下の調査結果で、お分かり頂けるかと思います。更にスマホだけに限らず、パソコンやFacebook、LINE等の情報通信機器を利用される高齢者も、近年「総務省の通信情報白書」等の調査で高くなっていることがわかります。何故、高齢者の通信情報機器の利用が増加の傾向にあるかという要因は次のような事にあると思われます。

高齢者の情報通信機器利用要因

①各メーマーが高齢者ように簡単操作できるスマホの販売を始めた
②年金受給者等でも買えるような低価格のものが出てきた。
③インターネットでの情報収集(施設、病気、薬、等)が簡単できることがわかった
④高齢者同志でのコミュニケーションツールとしてまずメールをはじめて次に自分の家族に対 してFacebookやLINEのSNSの便利性に気づき利用をはじめる。

■代表的なSNSの高齢者による利用率推移(対象年齢:60歳から75歳)

 2012年2013年2014年2015年2016年

LINE20.3%44.0%55.1%60.6%67.0%
Facebook16.6% 26.15%28.1%32.5%32.3%
Twitter15.7%17.5%21.9%26.5%27.5%
mixi16.8%12.3%8.1%6.9%6.8%
Mobage12.9%11.4%8.6%6.9%5.6%
GREE11.8%10.0%6.9% 4.9% 3.5%
その他41.4% 53.0% 62.3%66.5%71.2%

引用先:総務省平成28年度版情報通信白書

 

この調査結果をみてもわかるように、高齢者のSNS等への普及率は年々増加傾向にあり、その背景には高齢者同志のコミュニケーションツールとしてや自分自身の情報収集の為に利用する事が最も大きな要因であると思われます。インターネットの利用状況等は70歳までの高齢者では若い人達の利用状況に匹敵するくらいの状況になっています。

 

 

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シニア向けおすすめスマホ

スマホの市場は現在iPhoneを筆頭に様々なメーカーによる、商品が乱立している状態でiPhoneのように毎年新機種として色々な機能を付加価値として、若者を対象に販売展開してきましたが、その若者市場も現在は飽和状態にあり、iPhone等も初号機の時のような爆発的な販売力は薄れてきています。逆に市場を伸ばして来ているのが「格安携帯」や「格安SIM」と言われる。格安戦略が現在市場の話題となっています。今までのスマホはiPhoneをはじめとして本体の金額がかなり高額で月々の分割費用にしても支払う負担は大きいものです。結果社会現象にも取り上げられている若い世代の多重債務者への原因として、高額な携帯代の支払い不能によりいわゆるブラックリストと言われるものへ記載される結果になていくこともあります。

新たな携帯の市場はシニア市場!

携帯の市場はアップル社が画期的な「スマホ」という携帯を発売してから、若者から中高年までの市場を暫くの間、多数のメーカの商品で独占してきました。それも現在は市場の成長率も低迷してきています。そこで次に市場を拡大していくのが、今後少子高齢化と共に若者より高齢者の数が多くなる状況に携帯主力3社(ドコモ、SoftBank、AU)以外の従来の通信会社以外(楽天、UQモバイル、TSUTAYA等)の会社が独自の「格安携帯」の販売に乗り出して、更に「格安SIM」の販売による料金の低額が現実化してきました。その背景には高齢者戦略として年金でも買え、毎月格安SIMで低額料金でスマホを利用できる事が高齢者でも簡単にスマホを持てるようになり、それによりシニア市場への販売展開を行う戦略がたてられています。

 

今シニア向けへのおすすめ携帯はなにか?

これは簡単そうで難しい回答です。何故なら携帯には色々な料金プランをはじめとして機種や好みなどを考慮すると難しくなりますが、私見でおすすめスマホを紹介させて頂きます。

料金重視

①楽天モバイル

[料金などの特徴]
キャンペーン期間なら本体(スマホ)格安なものがあり同時に格安SIM(3G 1,600円)や同じ楽天系列の楽天電話と組み合わせると5
分かけ放題が選べ通話料を減らしたい方は毎月980円のオプション費用内で済ませることも可能です。特徴的には支払いが楽天市場で溜まったポイントが使えることです。

②TSUTAYAトーンモバイル

[料金などの特徴]
格安、簡単をとるならレンタルショップTSUTAYAが販売しているTONEという携帯は高齢者向けと言えば、最適かもしれません
携帯の会社は毎月の支払いはクレジットカードが原則です。しかし高齢者のクレジットカード保有率は高くないのでTSUTAYAは
「口座引き落とし」が可能で、毎月の支払いもキャンペーン等利用する事でネットも通話料も含め2,000円位で納ることができます。

③ドコモらくらくホン

[料金などの特徴]
シニア向けに商品化された操作が簡単で月額費用も高齢者にあまり必要とされないオプションは除かれ格安になっています。

 

 

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気をつけたい高齢者のインターネットトラブル

冒頭の項目でも紹介しましたように、現在高齢者のスマホ、インターネット等の情報通信機器の普及率は高くなってきて、高齢者も色々な情報の収集をネットで行い、知識や様々な見識を高めていく為や病気の予防、認知症対策として活用していく、一方でインターネットによるトラブルの発生もリンクするように増えてきています。それらのトラブルに高齢者が巻き込まれる原因としては次のような事が考えれます。

高齢者のネットもトラブルの原因

①パソコンやスマホの機能を理解しないままに使いトラブルが発生又機能と同じく専門的な用語(クリック、サイト、アカウント、パスワード等々)が使いなれている人に
とっては簡単な事でも、高齢者の場合加齢と共に記憶能力や色々な機能能力が、低下して来る為に習ったとしても忘れる事が多くなります。その為に操作ミスによるトラブルの原因になっていきます。

②高齢者のインターネットを始めるきっかけで最も多いのが、病気や病院の情報を知りたい事が第一で二番目がインターネットショッピングが目的として最も多く、それは高齢者が体の調子の変化が常に伴う為に外出できない事があり、それを補う買い物の方法がインターネットショッピングですが、そこに大きな落とし穴がある時があります。

③悪徳業者による高齢者へのネット詐欺の被害にあって多額の請求額を支払った事件も多発しています。その原因としても高齢者がネットショッピングのサイトの選定間違いによる物やその他にもサイトやクリックの操作ミスにより
● ネットショッピングの架空請求
● 間違ってアダルトサイトへクリックして莫大な請求をされる。
● パソコンの知識不足につけこんだ「ウイルス感染」や「OS」が破損する等の危機感を感じさせるような事による詐欺
これらのトラブルを予防するためには、以下のような行動を取ることが大切です。

● 危険なサイトには近づかない
● 不安に思ったら誰かに相談する
● ブラウザで危険なサイトを開かない設定(フィルタリング)をする
● 通販サイトなどの運営会社が信用できるか確認(検索)する

自分では難しい場合は身の回りの人に相談しましょう。また、自分の意図しないタイミングで利用料や登録料を請求するページを開いた場合、かなりの確率で詐欺だと考えられます。
運営元に電話で確認するとかえって相手の調子に押し負けてしまう恐れがあるので注意しましょう。この場合は、家族や国民生活センター、警察に相談して下さい。

 

スマホ見守りサービスの紹介

高齢者向けの見守りサービスは大手通信会社を始め色々な会社が、各社独自の呼び名でサービスを行っています。代表的な見守りサービスを紹介致します。

各社の見守りサービス

● DOCOMO

「らくらくスマートフォン」シリーズに向けたアプリとして提供される「つながりほっとサポート」では、利用状況として歩数、画面ロック解除の有無、電池残量がサーバーに送信され、予め指定した家族などの「つながりメンバー」に通知され。1日1回の通知メールのほかに、歩数や電池残量などが指定した条件になるとメールで通知する機能も用意されています。
このほか、アプリ上ではユーザーが任意で体調(元気、やや元気、わるい)を登録でき、こちらもつながりメンバーへの通知の対象になるほか、履歴をユーザー自身が振り返ることもできます。

● TSUTAYA(トーンファミリー)

現在地確認、アプリ利用状況確認、各種通知、さらに、乗り物移動を通知する機能、特定の場所に着いたらスマホ利用をロックするなどいつでも簡単に高齢者やお子様の状況が確認できるアプリです。

● フリービットモバイル

フリービットモバイルは、子供や高齢者のスマホ利用をサポートするために「PandAファミリー」と呼ばれる無料のオプションサービスを提供しています。PandAファミリーは、専用アプリを端末にインストールするだけで、保護者が子供や高齢者の位置情報を確認したり、スマホの利用を制限できる見守りサービスです。
位置情報の確認機能を使うと現在地・行動履歴・居場所など家族が今どこに居るのかを確認することができます。

 

注意点

パソコンやスマホをはじめてからまず、スタートするのがメールではないでしょうか、そのメールに色々な注意する事があることを、高齢者の方は知らずに利用して思わぬ結果が生じる事があります。
それはいつの間にか届く迷惑メールです。商品やサイトの宣伝だけでなく、お金や情報をだまし取ろうとする「架空請求メール」、メールを開くことでウイルスに感染する「ウイルスメール」などがあります。迷惑メールを防ぐには怪しいメールをブロックするフィルタリングの設定をしておきましょう。それでも届く迷惑メールは開かないように注意してください。万が一開いた場合も決してアクセスや連絡をしないようにしましょう。もう一つ大事なのは、自分のアドレスなどをできるだけ知られないようにすること。
実店舗の会員登録などでも、むやみに自分のアドレスを書き込まないことも大切です。

個人情報の流失

迷惑メール等が入って来たときに「何故自分のメールアドレス」がわかったのだろうかと疑問を持たれる事があると思います。先に紹介しましたように色々な会員登録をしたら今そのデータは専門業者によって売買されていると思ってtも決して、言い過ぎではありません。
なかには「なりすまし」と呼ばれる、他人のIDやパスワードを入手し、ネット上でその人としてふるまうこと詐欺集団がいます。
有料サイトの利用やネットショッピング、掲示板への書き込みなどを他人になりすまして行います。

インターネットバンキングのIDやパスワードが流出した場合、本人が知らないうちに口座残高が減っていた、などの被害も発生しており。高齢者は簡単なパスワードを設定していることが多いため、「なりすまし」の被害に遭う確率が高くなっているようです。IDやパスワードの使い回しをしないこと、名前や生年月日、住所、電話番号などから推測されにくい安全性の高いパスワードを使うことなどが大切です。
気が付いた時には個人情報が流失してしまいますので、パスワードやメールアドレスには十分に注意して取り扱って下さい。

 

 

イラスト テレビ電話

 

 

まとめ

インターネットやスマホは高齢者にとって身近な疑問や問題を解決したり、要介護状態で外出が困難な時などは、ネットショッピングで日用品から殆どの商品か、即時配達で手元に届く等要介護者にとって便利な物でもありますがネットという見えない世界の為に危険も多くあることを、特に高齢者が利用する場合は十分気をつけて下さい。

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