介護で使う杖ってどんなのがいいの?種類は?

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人は年齢と共に体の色々な部分の機能の低下は避けれません、そんな身体能力低下のまず最初に症状が現れるのが一般的には、足、腰の低下が現れます。そのようになると必要となってくるのが「歩行補助用具」で中でも「杖」は高齢者が日常生活を安全に行っていく為の必須用具です。

そんな高齢者の方へ「杖」の必要情報を紹介させていただきます

 

介護の杖とは

年齢に伴って低下してきた身体機能や怪我などにより、下半身が不自由な状態の時にまず頼ることになるのが、歩行補助杖です、補助杖とは一本杖やいわゆる「松葉杖」を含む、体を支えるための棒状の福祉用具のことを言います。
持ち手が横になったL字型のものや、わき当てが付いたクラッチタイプのもの、さらには複数の脚で支える多脚杖など種類は様々にあります。下半身に麻痺(マヒ)などがある高齢者が歩行する際のバランスを補助するほか、転倒防止にも役立ちます。さらには疲労も抑えられるなど、日常生活の幅をひろげ、多くの場面で使われている福祉用具です。

歩行補助杖の特徴

杖は体を支えるために使われる細長く真っ直ぐな道具です。福祉用具としては歩行補助杖と呼ばれています。自分の足の長さ程度のもので、手で持つのに適しています。木製のものが多いのですが、象牙や金属のものもあります。
一本杖の場合、持ったときにひじの角度が30度程度になると丁度よいと言われています。ただし腰の曲がった人の場合は、曲がった状態で高さを合わせて使いましょう。これに対して松葉杖の場合は、わきの下に拳一つ分の隙間が空く程度の高さに合わせます。持ち手の部分は一本杖と同じく、ひじの角度が30度程度になるように調整して使ってください。

 

 

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介護の杖の役割

要介護者や障害者にとって自分の身体を補助してくれる福祉用具は日常生活を維持していくために、なくてはならない用具です。要介護者や障害者にとって介護保険での福祉用具貸与制度を利用できることで安心した。日常生活を過ごしていける事は間違いないことです。

介護保険での福祉用サービス状況

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■介護保険での福祉用具利用状況

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引用先:www.techno-aids.kaigo_h28

 

以上の介護保険においての福祉用具貸与をみても車イスや電動ベットの利用は最も多く、次に利用者の多いのが歩行器、杖になり要介護者にとっては生活の上で欠かせない用具となっています。

介護用杖の要介護者へのメリット(役割)

■杖により足・腰への荷重軽減

歩行補助杖の役割のひとつが、「荷重を少なくする」こと。杖に体重をかけると足にかかる負担が軽くなる経験は、誰にでもある事です。荷重を減らすことで足腰の痛みをやわらげ、筋力をサポートします。

■ふらつき・転倒防止

高齢になるとバランス機能が低下し、歩くとふらついてしまう方が少なくありません。歩行補助杖をつくことで、体を支える支持面積が広くなり、立っているときや歩いているときのバランスが保ちやすくなります。更に安定性を保てることにより転倒の防止策へなっていきます。

■歩くリズムに安定感がでてきます。

私たちは無意識のうちに「イチ、ニ、イチ、ニ」という2動作歩行のリズムで歩いています。ところが、歩行が不安定になるとリズムが取りにくくなり、ますます不安定に。そんなときは杖を使った2動作歩行や3動作歩行をすることで安定した歩行へと近づきます。

■3本目の足になる

杖が3本目の足になることで、歩行が安定します。

■探索機能

視覚障害のある人が利用すると、手で触れることができない遠くのものに気付ことができます。杖の先にある障害物や溝、段差などが、杖からの感触で分かるのです。

■心理的効果

杖を持つことで安心感を得られ、足のこわばりが軽減します。バランスを崩したときの支えにもなり、足が悪いという自覚も持てるでしょう。すると、歩行時に無茶することがなくなります。
要介護者や障害にとっては杖は歩行の安定を保つことが出来る事のにより肉体的には、転倒やつまづき等の危険防止等になり、又安心感等の心理的面を維持する大きな役割があります。

 

介護の杖の種類

杖にはさまざまな種類があります。代表的なものを、ここでご紹介します。

■一本杖

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引用先:https://www.scrio.co.jp/store/categories/tsue/straightcane/
シャフト(棒)がグリップと繋がり、1本になっています。ただしグリップの形状にも種類があり、例えば「銘木」と呼ばれる希少木材を使った高級品の杖は、そのほとんどが一本杖です。長く愛用でき、杖職人が作る杖は多くがこのタイプです。歩行バランスが良好であったり、腕の力がまだ十分にあったりする人に適しています。

■折りたたみ式杖/伸縮式杖

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引用先:http://www.arizono-b.com/care/
シャフトが4〜5つに分かれています。この各シャフトを、ゴムひもやワイヤなどで連結して使用する杖です。旅行に持っていくなど、収納時は折りたたんでバッグの中に入れておけます。そのため、持ち歩きに便利です。組み立てや
折りたたみは簡単にできます。「念のために持っておこう」「そろそろ杖を使い始めようかな」という人にも適した杖といえるでしょう。

■ロフストランド杖

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引用先:http://www.lundal.co.jp/products/archives/home/cat72/post_83.html
一本杖では下腕力が弱く、体重を支えることが困難な場合があります。そんなとき、このロフストランド杖が使われます。杖の上部が握りの上まで伸びるようになっており、そこに前腕カフが設けられて腕を通して固定します。
握りと前腕の2点で支えますので、腕の力も使えて握力がない人でも使用可能です。また、片手しか使えない人でも、前腕カフで杖をさげて作業ができるでしょう。下半身麻痺や骨折、捻挫、股関節症などがあっても使える杖です。

■松葉杖

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引用先:https://healthrent.duskin.jp/products/hokouki/A-5-8/index.html

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松葉杖は、通常2本1組で使います。松葉型をした2本の支柱の上部より脇当てがあり、途中に握りがあります。重い体重を支えるのに適した杖で、安定性に優れています。

■4点杖

骨折などで片足に体重がかけられない場合や、足の筋力が衰えた場合などに使われます。使用時には、握りの高さと脇当ての高さを調節して、自分の身体に合わせることが大切です。上体や体幹の筋力がある程度あり、下半身麻痺、骨折、捻挫、股関節症などの障害がある人に適しています。

■4点杖(多点杖)

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引用先:http://yokookikai.com/item-help/

4点杖(多点杖)は一本杖よりも、より安定を求めて作られたものです。把手は一つですが、脚が4本または3本に分かれています。着地面積が広いので、安定性が高いことが特徴です。

体重をかけても倒れにくく、立つ姿勢の悪い人の歩行訓練にも使われています。一本杖では歩行が不安定な方、あるいは筋力が低下している方には、4点杖(多点杖)がおすすめです。

■白杖/盲人安全杖

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引用先:https://www.e-nakama.jp/niccb/goods/catalog/product_catalog.htm
視覚障害のある人が使用する杖です。体重をかけて使用するのではなく、進行方向の状況や変化などを探る役割などがあります。身体障害者福祉法で補装具に認定されています。視力障害者や視野障害者として身体障害者手帳を取得すると、白杖を受給できます。使用の前には、歩行訓練の

 

指導を受ける事をおすすめします
杖には障害者や要介護者の体の状態に合わせた、杖の種類が抱負にありますので利用されるときには各メーカの特徴をよくつかまれて利用される事が最適な種類の選択になります

 

介護の杖を選ぶポイント

杖を選ぶ際には、まず利用者の安全を第一に考えて、次のようなポイントに気をつけてみてください。

■軽くて丈夫な杖を選ぶ

杖が重い、ガタガタするという状態では、痛みや障害のある足を十分に補助することができません。杖を選ぶときは、軽くて丈夫な杖を選ぶことが大切です。

■身長に合った長さの杖を選ぶ

杖の長さは、使う人の身長に合わせて選びます。長さの合っていない杖は、使っていても安定性がなく非常に危険です目安の長さは肘を軽く曲げた高さにちょうど持ち手(グリップ)がくるものです。

■握りやすいグリップを選ぶ

グリップは握る部分ですので、やはり握りやすいものを選ぶことが重要です。大きめのものから小さめのものまであり固さも様々ですので、実際に使用者が握ってみましょう。

■体の状態にあったものを選ぶ

握力の弱い方はT字杖よりものロフストランド杖の方が無理なく使えるでしょう。体の状態によって、適した杖は様々です。
どんな杖が適しているのかは、リハビリの専門家や福祉用具専門相談員、専門ショップのスタッフに聞いてみましょう。

■T字杖は介護保険対象外

杖の中でも最もスタンダードなT字杖ですが、介護保険を利用してレンタルすることはできません。ただし1,000円以下のものもあり、非常に安価で購入できます。もちろん、T字杖も利用者本人に合った長さや重さのものを選ぶ必要がありますので、福祉用具の専門員(福祉用具専門相談員)や専門ショップの店員さんに相談したうえで選ぶといいでしょう。

 

 

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まとめ

要介護者や障害者に限らず高齢者は必ず年齢と共に足腰の機能の低下を真っ先に感じるようです。その際に必要になるのが自分自身を転倒等から守ってくれる為の「杖」は、高齢者の必須の用具となっています。

杖を使わなくてもいいような「足・腰の丈夫な体」を普段から訓練して歩巾のとれる歩行がいつまでも出来るようにしたいものです。

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