ショートステイについて教えて!

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毎日苦労が絶えない介護を、介護する家族も体調不良や何かの理由で介を休む事もあります。そんな時に利用したいのが「ショートステイ」です。又一時的に施設に入所して介護サービスを受けることもできます。今回はそんなショートステイの上手な利用方法やメリット・デメリット等について詳しく紹介させて頂きます。

ショートステイとは

ショートステイとは短期入所生活介護ともいわれ、要介護の高齢者が数日~1週間くらいの短期で施設に入所できるサービスのことです。連続利用日数は最長30日までとなっており、31日目からの利用料は全額自己負担となります。

ショートステイの入所条件

■ショートステイのタイプ
ショートステイは「併設型」と「単独型」の2つの事業所のタイプに分けられます。「併設型」と呼ばれるタイプは特別養護老人ホームや介護老人保健施設などに併設されていて、こうした施設の部屋に宿泊します。「単独型」と呼ばれるタイプは、高齢者向け施設に併設されていません。ショートステイ専門の施設に宿泊します。
■ショートステイ入所対象者
要介護1~5の認定を受けた人と、40歳~64歳で特定疾病により要介護と判断された人がショートステイを利用することができます。ショートステイでは、食事や入浴、洗濯、排泄の手伝いといった日常生活の介護をはじめ、リハビリテーションやレクリエーションなどのサービスも受けられます。
■ショートステイを利用するには
ショートステイは、在宅で介護をしている人がどうしても家を空けなければならないとき、介護を休みたいときなどに便利なサービスです。おおむね4日以上連続して利用する場合、ケアマネジャーが作成したケアプランが必要となり、ケプランに基づいたサービスが提供されます。もし冠婚葬祭などの急用で家を空けなければならないときや、介護者の体調が悪いときなど、4日未満の利用であれば、ケアプランがなくてもショートステイを利用することができます。

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ショートステイーのサービス内容

ショートステイーは各施設で提供されるサービス内容が違っていますが、最も平均的に行われている、サービスを紹介させていただきます。
■ショートステイーの1泊2日で利用した場合
[1日目]
9:00 送迎→自宅まで職員が迎えに来ます。
リハビリ体操→デイルームで皆さんと一緒に体操をします。
12:00  昼食 食後の口の中のケアも行います。
13:00  レクリエーション デイルームで皆さんと一緒にレクリエーションを楽しみます。
15;00  おやつ
16:00   入 浴
18:00  夕 食 食後の口の中のケアも行います。
就寝の準備(着替え)をしたり、部屋で、くつろいでもらいます。
21:00 就 寝
[2日目]
09:00  起 床 デイルームに集まります。
07:00  朝 食 食後の口の中のケアも行います。
リハビリ体操 デイルームで皆さんと一緒に体操
10:00 おやつ
12:00 昼 食 食後口の中のケアも行います。
13:00 レクリエーション デイルームで皆さんと一緒にレクリエーションを楽しみます。
15:00 おやつ
16;00 帰宅 自宅まで職員が車で送ります
レクリエーションや入浴、車の送迎時間などは契約条件およびショートステイー先によって異なります。

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ショートステイーの料金体系

利用料金は1割負担分(自己負担分)の場合、居住費(家賃)、食費、送迎費の合計額が基本的な料金になります。
●理美容代や医療費などは実費を負担になります。。
●居住費や食費は、所得の状況により、いくつかの段階に分かれます。
どの段階の所得状況に該当するか最終的には、保険者が決定することになります。
●自己負担の料金は、介護保険制度の改正により変更された場合は、それに応じて変更することになります。
●施設のサービス提供体制やサービス提供の内容により介護保険自己負担分料金が変動する場合があります。
■送迎運賃
1.契約者のサービス料金     1,922円(片道)
2.介護保険給付金額       1,729円
3.1割負担            193円

利用料金表(日額)

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自己負担率はどの施設でも同額です。基本となる価格は各施設で多少異なりますので利用料金の比較は必ず数ヶ所行った方が懸命です。

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ショートステイーのメリット、デメリット

ショートステイにもメリットとデメリットがあります。利用する前にチェックしてください。
■ショートステイのメリット
ショートステイの一番のメリットは介護者の負担が軽減されることです。介護者が休息を取り、日々の介護によるストレスを解消することは、在宅介護を続けるためにも大切です。また、仕事をしながら介護をしている人もショートステイを利用すれば、平日は仕事に出かけ、休みの日は自宅で介護ができるようになります。また、将来的に在宅介護ではなく施設への入居を検討している場合は、ショートステイの利用によって専門施設で介護を体験できる良い機会になります。

■ショートステイのデメリット
ショートステイは利用を希望している介護者が多く、予約が取りづらいというデメリットがあります。普段は自宅で介護をしていても、急な用事でショートステイが必要になったときに備えて、あらかじめいくつかの施設に目星をつけておくようにしましょう。また、ショートステイでの生活は、被介護者の環境が大きく変わり、長期滞在の施設とは違って特定の友人を作りづらい傾向にあります。こうしたことから、被介護者がストレスや不安を感じ、認知症の人の場合は症状が進行してしまう可能性もあります。
■ショートステイの上手な選び方
ショートステイを選ぶときは、被介護者の状態に合った施設を選ぶようにします。状態が安定していて日常生活の介護のみで大丈夫なら短期入所生活介護を、医療ケアやリハビリテーションが必要なら短期入所療養介護を選びましょう。利用施設の形態によってかかる費用が異なるため、単独型と併設型のどちらを選ぶかというのもポイントになります。施設を事前に見学しておくのも良いでしょう。Webサイトやパンフレットだけでは実際の様子はわかりません。見に行くことで、施設やスタッフの雰囲気、他の入所者の様子を知ることができます。見学時にチェックしておきたい点は、介護スタッフが利用者とどのようにコミュニケーションをとっているか、食事やレクリエーションの様子、部屋や共同スペースの清潔感、お酒やたばこなどの嗜好品は受け入れ可能かどうか、などです。特に昼食の時間を選んで見学に行くと、食事介助の様子を見ることができます。食事介助は利用者のペースに合わせて行われているのか、入所者の様子はどうかなどを見ておきましょう。そのほかにも、「施設を案内するスタッフの言葉遣いは適切か」「施設の清掃は細かい所まで行き届いているか」「スタッフ同士の連携が取れているか」といった点も確認しておくと良いでしょう。

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ショートステイの注意点

ショートステイでは、要介護の高齢者が慣れない施設で短期間生活するということが原因で、病状が悪化したり、転倒などの事故にあうことがあります。高齢者は慣れない環境で生活することに予想以上にストレスを感じる場合が多いのです。また、介護するスタッフも利用する高齢者の日常生活や体の状態をあまりよく理解できずまま介護に当たっていることが多いのも心配な点です。
■利用者の状態をよく把握する
利用者の病歴、徘徊の有無、失禁、誤嚥、トイレの誘導の必要性、時間など施設の職員に詳しく説明しておきましょう
■個別援助計画書をみせてもらう
月に4日以上定期的にショートステイを利用する時は、ショートステイ先の施設は個別援助計画書を作成します。個別援助計画書は利用者とその家族には見せるためのものではありませんが、施設はどの程度利用者のことを理解し計画を立てているかということは分かりますので、出来るならばお願いして見せてもらいましょう。
■緊急時の対応体制
高齢者にとって突然知らない施設で生活するというのは非常にストレスのかかるものです。しかし、緊急事態というのは予期せぬ時にやってくるもので、いざという時になれたショートステイ先があるというのは非常に家族にとって頼りになります。気心の知れたスタッフのいるショートステイ先を確保するためにも平常時から定期的にショートステイを利用して確保しておきましょう。
■要介護度が上がると入居を拒否される施設は注意
要介護の段階がすすんだ利用者を一時的に預かるというのは、非常に職員対応も不十分になる恐れがあるので受け入れてくれない施設もあります。ショートステイ施設によっては夜間に深刻な人手不足になっている施設もありますので、夜間徘徊したり、夜間に排せつ巡回をする必要がある人の受け入れは事実上不可能であるために、特に初めての人は敬遠されて拒絶されることもあります。もしもの時に利用したいショートステイ先から入所を断られると家族も困ってしまうので、要介護段階が軽い段階から顔馴染みになっておいたほうがいざという時に助かります。

まとめ

ショートステイは介護する家族にとってとても助かる施設ですが、現在高齢化が進み特養をはじめとした「公的な施設」等からショートステイ迄待機状態の施設が多くなってきている事は確実なことです。又一部の重要施設などは廃止になり今後の高「齢者への救いの手だて」はどこに求めればいいのでしょうか???

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