視能訓練士ってどんな仕事?待遇は?年収は?

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皆様は、福祉関係のお仕事はどれくらい種類があるかご存知でしょうか?身体的なケアや精神的なケアをするお仕事や、耳の聞こえない方のためのお仕事、目の見えない方のためのお仕事など、その種類は多岐に渡ります。これらのお仕事は身体的や精神的に何らかの障がいがある方にとって、なくてはないものになります。

今回は福祉のお仕事の中の、視能訓練士についてご紹介したいと思います。

 

視能訓練士とは

では、実際に視能訓練士のお仕事についてご紹介したいと思います。
視能訓練士はその名の通り、私たちの目に関するケアや検査、訓練などを行ってくれる方々のことを指します。その役割は様々です。眼科などの医療機関で、視力測定を行うことや、角膜の検査などの目全般の検査を行ったり、視力が低下してしまった方、前より見えづらくなってしまった方などのリハビリの指導などを行っていきます。目は、私たちがいきていく上で重要な働きをするものです。日常生活の中で、進む道を選択する時や、他人とコミュニケーションをとる際にも必要になります。

また、食事をとる時なども、目で得た情報を確認しながら行います。しかし、何らかの障がいでこの視覚が奪われてしまった場合、時には日常生活全般が困難になってしまう場合があるのです。
目の障がいを悪化させない為、また、障がいをケアしながら生活していく為の手助けをするのが、この視能訓練士になります。また、視能訓練士は、国に認められた国家資格になりますので、国家試験を受験して合格しなければ資格を得ることはできません。

また、国家試験の中には、実技試験はなく筆記試験になりますので、合格率は低くはありません。しかし、資格を取得したからと言って優れた技術を持っているという訳ではありません。実際に勤務しながら技術を磨いていく形になります。

 

 

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視能訓練士の仕事内容

ここでは、視能訓練士の仕事内容について触れていきたいと思います。

①目の検査を行う

医療機関にて、目の検査を行います。どのくらいの範囲まで確認できるかの視力検査はもちろんのこと、眼圧を測定することもあります。眼圧検査を行うことによって、目の病気にかかっていないかの確認を行うことができるのです。緑内障の検査などに用いられます。また、眼の見える範囲を確認する視野検査や、眼底検査など様々です。

②リハビリテーション

また、何らかの障がいを負ってしまい視野が狭くなってしまった方や、視力が低下してしまった方のために、残された視力を使いながら日常生活を送れるように、指導やリハビリテーションを行うことも視能訓練士視能訓練士の仕事の一つになります。

リハビリテーションについては、視覚における障がいの種類で大きく変わってきます。比較的軽度の場合は、メガネなどの補助具を利用知ることで改善できる場合があります。またその他にも、点字器やルーペの選定の助言や、クロックポジションでの食事指導など多岐に渡ります。クロックポジションとは、視覚に障がいのある方が食事中、どの品がどの場所にあるのか把握しやすいように、位置を時計の地盤に見立てて介助する方法のことを指します。

また、その他にも、日常生活を送る上でできることはたくさんあります。例えば、視覚が狭くなってしまったことや、視力低下が原因の転倒リスクを減らすために、家に手すりをつけることや、ライトの数を増やす方法などがあります。これらの助言を行うのも、視能訓練士の仕事の一つです。また、コミュニケーションの取り方にも、いくつかの注意事項があります。視覚機能の程度にもよりますが、話をする時に突然大きな声を出したり、驚かせるようなことをしてはいけません。

ただでさえ視覚が不安定という状況は、患者様にとって不安なものなのです。まずはきちんと自己紹介をして、安心感を与えてから話を進めていく必要があります。

 

視能訓練士の待遇と年収

視能訓練士は、上記でもお話しさせていただきましたが眼の全般的なケアをする職業になります。そのため、医療機関に身をおくことになりますが、年収や給与面については、就職先によって多少差が出てくるでしょう。平均的に見ると、月収約15万円から20万円代が多いようです。

国家資格ではありますが、技能面については就職してから学んでいくことが多いため、常に勉強をしなければならないでしょう。
男女比でいうと、女性の方が割合的には多いようです。また、地方の眼科やクリニックの場合は、給与が平均より下回っている場合もあるとのことですので、就職を考える際は注意が必要でしょう。
また同じ医療機関である看護師と比較すると、多少給与面は低いです。しかし、国家試験の合格率は看護師などより高いため、資格に関しては取りやすいと言えるでしょう。また、どの職場に就職することになっても、医師や看護師と連携していかなければなりません。

そういう面では、資格を取って終わりという訳絵はなく、就職をして現場に出るようになってからが勝負と言えるでしょう。

 

 

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視能訓練士になるには

では、視能訓練士になるためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
まず、何度もお話しに出てきてはいますが、視能訓練士は国家資格になります。この資格をもらうには、年に一度行われる国家試験に合格しなければなりません。しかし、この国家試験を受けるためにも、受験資格が必要になります。
その受験資格は、いくつかの条件の元に得ることができます。まず、高校を卒業した後に視能訓練士を志す場合は、専門の養成機関で3年間、知識を学ばなければなりません。医療関係の資格は、この知識がなければ行うことができないのです。患者様の大切な眼をケアするのですから、当然とも言えるでしょう。また、その他の方法としては、大学にて指定の勉強を行うこと、また、大学や短大で2年以上、または看護師や保育士の専門施設で2年以上勉強した後、厚生労働大臣厚生労働大臣の指定する科目を履習し1年間の勉強で知識を得る必要があります。合格率は決して悪くない数字となっているので、きちんと勉強をして学んでいけば資格取得は可能かと思います。ただし、上記でもお話しさせていただきましたが、患者様の体に関係する医療分野の資格は、その資格の重さから国の資格となっていることを忘れてはいけません。自分のミスが、患者様の命に関わることもあるということを、しっかりと自覚する必要があると思います。

視能訓練士の就職場所

では、この視能訓練士とは主にどのような場所が就職場所となるのでしょうか。まず、眼の専門職ということなので、眼科の就職を考える方は多いと思います。また、その他の医療機関としては、総合病院などが多く挙げられます。総合病院では、目のケアや治療という部分だけではなく、総合的なケアも含まれてくるので、看護師や医師、他部所との連携をより密なものにしなければなりません。また、このような医療機関の他にも、リハビリセンターなどの福祉施設や保健所など、ニーズは高まっているようです。

もし、自分が就職先を探す時には、視能訓練士として高めていきたいことは何か、また、学んでいきたいことは何かを念頭に置いて探してみると良いのではないでしょうか。そのためにも、実際に就職をする前に、事前に見学などに出向き、職場の雰囲気などを確認しておくことも大切です。

 

 

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まとめ

いかがでしょうか?
視能訓練士は目のリハビリのプロと言えるでしょう。障害はいくつもあり目は重要な気管になります。
職種を知ることにより当事者になった場合に協力していいリハビリできるでしょう。

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