小規模多機能型居宅介護について教えて!種類は?メリットは?

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介護サービスを受けるようになると、ご自分の毎月の介護保険適用利用範囲内での色々なサービスを受けて健康な生活を取り戻せるようにしていきたいと思います。そんな時に利用されて満足な成果を得ることができるのが「小規模多機能型居宅介護」です。

色々なサービスを選択でき、組み合わせることによって楽しみと成果を得ることがか可能なこの施設について紹介させていただきます。

 

小規模多機能型居宅介護とは

小規模多機能型介護とは利用者が可能な限り自立した「生活を送れるように」利用者の選択に応じて施設への「通い」(デイサービス等を中心として短期の「宿泊」(ショートステイーのような形)や、利用者の自宅への「訪問」(訪問介護サービスの「ような)を組み合わて、家庭的な「閑居嘔と地域住民との交流を目的として支援や訓練を行うものです。
デイサービス、ショートステイ、訪問介護のような形態を組み合わせることで、日々変化している利用者のニーズに応えるという意味では最強のサービスではないでしょうか。
このサービスは特にこのような利用者の要求の場合に利用される事でより効果的に期待がもてるようになります。

・ いつまでも住み慣れた街で暮らしたい
・通いだけじゃなくたまには泊まったり、自宅に来てもらいたい
・いつもの事業所に申し込むのは面倒
・介護いつも馴染みのあるスタッフに対応してもらいたい。

小規模多機能型介護対象者

要介護(1~5)と認定された方。40~64歳までの方については要介護状態となった原因が、16種類の特定疾病による場合が認定の対象となります。
※要支援(1~2)の方は 介護予防小規模多機能型居宅介護の対象となります
※原則としてその市町村の住民のみ

 

 

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小規模多機能型介護の種類は

小規模多機能型介護の種類としては基本的には「通い」「訪問」「宿泊」の3種類の組み合わせによる利用者への効果拡大を主目的としたものです。

■通い

通いの定員は概ね15名以下で、デイサービスと同じように、ご利用者は施設に通っていただき、介護サービスを受けることができます。デイサービスと違う点は、全員一緒のプログラムはなく、お一人お一人にあったスタイルで利用することができます。例えば、「朝来て、お昼食べたらすぐに帰りたい」「朝はゆっくり寝たいから昼からサービスを利用したい」などもできます。お食事の提供、入浴介助などはもちろんレクや季節のイベントなども行われます。

■宿泊

宿泊の定員は概ね9名以下でショートステイのように短期間の宿泊となります。ショートステイのように前もって日程が決まっているわけではなく、ご家族の急用や体調不良の際などの急な宿泊も可能です。

■訪問

予め内容・時間・回数が決まっている訪問介護(ホームヘルプ)とは違い、その時の状況やご利用者のご希望などによって、通いでは支えきれない時間帯のニーズに対応します。
基本的には少人数で行き届いたサービスを利用者の状態、都合等に合わせたトータル的な介護サービスとして利用者にとっては利用価値は大いに期待されます。

 

小規模多機能型介護の料金

利用料金は1カ月の定額制です。どれだけサービスを使っても金額は変わりません。ただし、「なんでもかんでも無制限にやってもらえる」、ということはありません。ケアプランにそったサービス利用となるのは他のサービスと変わらないので、必要以上の利用はできません。サービス継続のためにもそこはしっかり理解しておくことが重要ですね。

料金利用条件:同一建物に居住する者以外の者に対して行う場合
要介護1 10,320
要介護2 15,167
要介護3 22,062 ※この単位数にか各地域毎に決められている単価にて費用金額を算出します
要介護4 34,350
要介護5 36,840

利用条件

(同一建物に居住する者に対して行う場合)
要介護1 9,295
要介護2 13,665
要介護3 19,878
要介護4 23,939
要介護5 29,191

上記料金はひと月における基本料金です。地域・施設により異なることがあります。

毎回のようにケアプランを作り直さずとも、必要に応じてデイサービス・訪問介護・ショートステイの3つを臨機応変に選べるのが大きな特徴でもあります。例えばいつも介護をしている家族が親戚の結婚式で家を離れなくてはいけなくなった場合、業者を一から探す手間はなく、スケジュールに合わせて日帰りのデイケアや宿泊のショートステイを選ぶことができるのです。

しかも、デイサービス・訪問介護・ショートステイの3つのサービスでは同じスタッフに対応してもらえるため、介護スタッフと親しみやすいというというのも特徴です。性格や癖や趣味趣向も理解してもらえるので、わざわざ同じ説明を各業者に申し送りをするといった手間がなくなります。
介護サービスにおいては地域密着型サービスと呼ばれる種類のため、施設の所在地と異なる市区町村にお住まいの方は、基本的には利用できません。利用を希望する場合は、地域包括支援センターや市区町村の担当窓口に相談してみてください。他の福祉サービス運営施設と比べ少々数が少ないので、余裕を持って探しておくことが大切です。

 

 

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小規模多機能型居宅介護メリット、デメリット

■メリット

・ケアプラン作成も含めて、契約は1つで手間もかからない
・料金は1ヶ月毎の定額制で安心
・少人数制その人に合わせたケアが可能
・必要に応じてサービスを組み合わせることができる
・急な変更も可能

■デメリット

・ケアプラン作成は小規模多機能型居宅介護所属のケアマネジャーの担当となるので、既存のケアマネージャーから変更となる
・訪問介護、通所介護、訪問入浴などの他のサービスが併用できない(訪問看護、福祉用具などは可能)
・通い、宿泊共に定員があるので、希望日に利用できない可能性もある(ただ登録自体の定員もあるので、そこまで混みあうことはないと思います)
・看護師が必ず配置されているわけではないので、事業所によっては医療ケアが弱い場合もある
1つの契約で色々なサービスを使える分、他の部分で制限があるということですね

小規模多機能型介護メリットを得れる人

・最期まで住み慣れたご自宅で暮らしたい
・自宅で介護を続けたいが、認知症が悪化して家族がもう限界
・独居、または高齢者世帯で不安
・退院後の在宅生活を支えてほしい
・薬を飲むのを忘れてしまう、服薬管理ができずに体調が安定しない
・施設入居待機中であり、入居までの期間、在宅生活を支えてほしい
・一日のデイサービスでは長く感じる
・持病があり、体調の変化があるので、柔軟に変更できるサービスがいい

地域密着サービスの名に相応しく、まさに地域で暮らしていくためのサービスです

 

小規模多機能型居宅介護の注意点

このシステムはまだ完全に浸透しているとは言えない状態という意見も問題点もでされそれらは今後利用されて行く方は、重要な注意点として受け止めてもらうようにしてください。
国は、このサービスを地域包括ケアの中核的サービスの拠点として整備に力を入れて来ました、。その為に人員基準や設備基準の緩和なども検討していますが、それほど普及しておりません。これまで整備が伸び悩んでいたことには、以下のような理由があるといわれています。

普及してない理由

①小規模多機能事業所は、通所を中心に需要を想定していたが、宿泊を望む利用者が多く、事業所運営が難しい状態になっている。
②住民が小規模多機能型居宅介護のサービス内容を十分に理解していない。

このサービスは、利用者がケアプランを組み変えずに自由に「通い」「泊り」「訪問」の三つのサービスを選べ、「通い」と「泊り」が同じ場所で認知症の方の特性にも合います。また、料金も月当りの定額で窓口も一つというメリットがあります。
しかし、逆にこのサービスを選んでしまうと訪問介護や訪問入浴といった他のサービスが使えなくなってしまいます。ケアマネジャーが、小規模多機能型居宅介護を利用者に紹介すると、自らは仕事がなくなってしまい、利用者からみても今まで馴染んできたケアマネジャーの支援が受けられなくなることも、制度が普及しない原因であるといわれています。

2015年の介護報酬改定では小規模多機能型事業所と同一建物(サービス付高齢者住宅等)に居住する利用者に対してサービスを提供する場合に、同一建物以外に行う場合に比べて、かなり低い基本報酬が新たに新設されました。また、訪問サービスの機能を強化するため、訪問を担当する従業者を一定程度配置し、1ヶ月当たり延べ訪問回数が一定数以上の事業所を評価して、新たに訪問体制強化加算を設けました。

小規模多機能型居宅介護を広域型の特養や老健との併設することは、同じ法人が別棟ですることは可能でしたが、同一建物の併設は禁止されていました。
しかし、特別養護老人ホームを地域福祉の拠点として積極的に地域貢献させる必要性の観点から、同一建物qの併設も市町村の判断でできるようになりました。

 

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まとめ

このように一箇所で異なるサービスを受けれることは利用者にとって負担が少なく済むと思います。現在はデイサービスを始め様々な事業所へ足を運ぶことになっていますが、このサービスによるとその問題については解決できる事で、負担軽減は利用者にとっては最も重大なサービス選択の要素です。

今後このような施設が増えることに期待したいと思います

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