MRI検査ってどんな検査なの?費用は?副作用は?

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病院へ行き検査をするというと「MRI」検査か「CT」検査という言葉が浮かんでくると思います。MRI検査とはどういう時にどんな検査をするのでしょうか。
「体を輪切りにする検査?」 なぜ、CT検査ではなくてMRIを取る必要があるのでしょうか。
MRIとCTの違いや副作用などを含めて、意外と知らないMRI検査について今回はご紹介させていただきます。

 

MRI検査とは

MRIとはMagnetic Resonance Imagingの頭文字を取ったもので、日本語に直訳すると「磁気共鳴画像」と言います。脳の検査装置のことで、30分ほど横になっているだけで、様々な方向から脳の画像を撮影することが出来るのです。「脳に病気はあるのか」ということがMRI検査をすることで見つけることが出来るのです。

CTとの違い

検査と一口にいってもMRIとCTがあります。なぜ、CTをとるのでしょうか?また、CTとは何なのでしょうか?
MRIとCTの違いをざっくりと分けると「放射線被ばくをするかしないか」です。スキャンの時間が短いCTはレントゲンを吸収してスキャンします。それに比べてMRIは時間がかかりますが、磁気により検査をするので、身体に与える放射線被ばくの影響は限りなくゼロに近いのです。
早急に調べたい時はCT検査を、しっかり調べたい時はMRI検査を行うと言っても過言ではなく、医師の判断によってMRI検査を行っているのです。

MRIの得意分野

CTには頭部外傷など急ぐ場合や骨や肺を調べる時などに大いに活躍します。しかし、脳の細部まで見ることは困難であり発見出来ない場合があります。それに比べてMRIは初期の脳梗塞などを詳しく調べたい時に活躍します。脳梗塞の初期段階で発見出来ることから、MRI検査をするのです。

 

 

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MRI検査の事前準備

MRI検査を受ける際、準備しなければならないことがたくさんあります。検査室内は強い磁気となっているため、電磁波を発する物品は持ち込みが出来ません。もし、持ちこんでしまうと機械が故障する可能性があるため、検査室の職員の指示を仰がなければなりません。

禁止事項

MRIの検査室には必ず持ちこんではいけないものがあります。それは「磁気」に影響をもたらすもので、「スマートフォン」「磁気カード(キャッシュカード、Suicaなど)」「時計」「ヘアピン」「入れ歯」などです。また、アイシャドーやマスカラも熱をもって火傷したり画像が歪むことがあるので、検査前に落とす必要があります。それから、検査の内容にもよりますが食事や薬の服用なども避けた方が良く、衣服も検査着の着用を言われると思います。

MRIが受けられない?

MRIは受けられる人と受けられない人がいます。MRI検査が受けられない人はどういう人でしょうか。
・ 心臓にペースメーカーを装着している
・ 人工内耳を付けている
・ インシュリンポンプを装着されている
・ 心停止の可能性が通常より多い
・ 歯列矯正ブリッジ
・ インプラント
・ マグネット式の義歯をしている
・ 閉所恐怖症
・ 妊娠している などがあげられます。
全てMRI検査をすると影響が出てしまったり故障してしまったりする可能性が高い為、受けられない人がいるのです。

 

 

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MRI検査の副作用

MRI検査をすると副作用が出ると言うのは本当なのでしょうか。検査をすると副作用が出るというのは仕方ないことなのかもしれませんが、どんな副作用があるのか予め知っておくことで安心して検査を受けることが出来ると思います。MRI検査をするとどのような「副作用が出てくるのでしょうか?

MRI検査ではなく造影剤が原因だった

MRI検査をインターネットで検索すると、「副作用」という言葉が出てきます。MRI自体に副作用の原因があるのではなく、造影剤を用いた検査をしたことによって、副作用が出ることがあります。全く造影剤を使わずに検査出来るというわけではなく、病気や検査部位によっては明確な判断を行うために造影剤は必要とされています。

副作用の症状

副作用の症状は人によって異なりますが、以下のような症状が現れます。
・ めまい
・ 吐き気
・ 赤み
・ 浮腫み
・ くしゃみ
・ 咳
・ 倦怠感 など
以上のような症状が現れることがありますが、これは全体の1~2%の割合で報告が存在しています。
また、以下のような症状が出る場合もあります。
・ 冷や汗
・ 血圧降下
・ 胸部の締め付け
・ 呼吸困難 など
まれにこのような重度な副作用を発症することがあるため、異常を感じた時にはすぐにその場にいるスタッフに声をかけて症状を報告したり、検査前にその日のコンディションを正確に報告することが大切です。

 

MRI検査の費用

MRIを使った検査をすると高いんじゃないの?と言う疑問が生じてくると思います。疑問どおり確かに検査は高く、保険が適用されるかどうかは医師の判断にゆだねられているため、一概にいうことは出来ません。しかし、病院によってはホームページなどに書いてあることもありますので、確認取ってから受ける方がよいでしょう。

保険適用時の検査費用

医師の判断によりMRI検査が必要になった時、いくらくらいかかると思いますか?
検査の金額は検査する部位によって変わってきますが、頭部なら初診料込みで8000円~10000円程度かかり、腰部なら2000~3000円程度がかかるのです。

保険適用されないときの検査費用

保険適用されないときというのはどういう時なのでしょうか?たとえば健康診断や人間ドッグの時は保険が適用されません。また、医師が「保険適用外」と判断した時は保険が適用されないため、検査費用が多くかかってしまいます。
保険適用されると大体の人は3割負担だと思いますので、通常の7倍かかると思っていただけたらと思います。金額にすると1万は軽く超えてくると思います。

MRIの検査費用は病院によって異なります。また、検査する部位によっても検査費用が異なってきますので、費用が気になる場合は一度確認することが大切だと思います。

 

MRI検査の注意事項

MRI検査には必ず注意しなければならないことがあります。医師の話をしっかりと聞いて理解した上で受けることが大切なのです。また、医師が判断した場合はしっかりと受けることで脳梗塞などの発見が出来ることがあります。

禁止事項は守る

第2項「mri検査の事前準備」でご紹介したとおり、禁止事項はしっかりと守ってから検査を受けることが大切です。検査事項をしっかりと守らないと機械が故障するだけではなく、火傷など身体的にも影響が出てきます。禁止事項に背くことなく、しっかりと守ることが大切なのです。心臓ペースメーカーを装着している人やスマートフォンがダメと言うのは何となく分かっているかもしれませんが、インプラントや義歯は忘れがちになります。その為、今何を装着しているかもしっかりと医師に伝えることが大切なのです。

副作用防止

第3項「mri検査の副作用」でご紹介したとおり、副作用が起こる人がいます。造影剤を使用しなくても検査することは可能なので、検査前に医師に相談することも大切です。また、検査前に検査室職員に今日のコンディションを隠さずに話して、医師や技師が受けられないと判断したら検査中止を受け止めましょう。そして、後日また受けるようにしましょう。

 

 

 

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まとめ

今回はMRIについてご紹介いたしました。MRIは時間がかかってしまう反面、磁気を使用して検査する為、放射線被ばくの心配は無用だと言うことがわかりました。また、副作用があることや費用が高いことなどもお分かりいただけたと思います。

禁止事項を守って医師の指示をしっかり仰ぐことで安全な検査が出来ると思います。安全に検査をして脳梗塞などの早期発見に繋げられたらと思います。

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