介護を辞めたい!きっかけは?やめたあとは?

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「きつい」「汚い」「稼げない」の3つのkで不名誉なイメージを持たれて離職率が高い介護業界です。これから更に高齢化社会になっていく中で現状のような、介護離職者が増え続ける事により利用者への影響も少なからずでてきます。

では何故辞めたたくなるのかという点を掘り下げて考えて見ましょう。

 

介護を辞めたいのきっかけ

現在介護業界で深刻な問題として、早急に何らかの対策を講じる必要があるのが、若い人材の離職率が高く特に1年未満、3年未満という短期間での離職者が多い事による、介護業界全体の年齢層が他の企業と比較してもかなり高くなります。これから紹介させて頂きますデータは平成27年度介護労働者実態調査(厚生労働省)からのデータからによる実態の把握をしてみたいと思います。

介護離職者の実態

このデータデータ注目すべき点はやはり離職者のうち1年未満で辞めた人が40.6%、1年以上3年未満の人が34.6%両方で離職者の約8割近い人が3年未満で辞めた結果になっています。又採用率と離職率が均衡しているところも就職したが採用者の殆どがやめていると解釈してもいいような数値です。更に内容を見てみると常勤労働者の介護職員の離職が目だっている現象にも注目のすべきでこれは採用している事業所に問題があるか、もしあるならその原因にはどんな問題かあるかを把握することがこれからの人材育成の大きな課題になってきます。

介護を辞める理由

介護職員の辞める理由として最も高いのが「職場の人間関係」が離職率の原因として考えられますが、これについて更に調べてみると、採用先の事業所で教育のための時間が余りなくて、即現場での実習を兼ねて、いち戦力として使われ、介護について未熟な状態で勤務している状況が耐えられなような事が原因として考えられようで、そのような状態になる要員としては事業所として人員不足を常に抱えていて、新しい人材の即戦力化で解消する事にする為に、時間をかけた教育ができないのが現実のようです。その結果が離職へと繋がっています。

 

 

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介護を辞めての転職

介護を辞めたい理由は前の項目でおわかりいただけたと思います。実際やめてからの転職について調査結果をみると以下の様な調査結果で介護に対する職場への希望は高い状況です。辞める本来の原因は採用者側の職場環境にあるのではないでしょうか。前の調査結果で分からないと答えた約3割の人や他の業種へ転職したいと答えた人の理由として次のような点があると思われます。

他業種への転職理由

■収入が他の企業が高い

介護業界は基本となる介護保険の介護報酬自体が上がらない為に、年収で他の企業との差は明確に表れる。

■人間関係に悩まなくて済む

介護の仕事はチームワークで行う仕事であり、どうしても同僚と協力して仕事をしなければいけません。しかし、逆にそれが人間関係の悪さを生み出す原因となります。チームワークと言うことは、相手のミスなどの影響が自分に飛んでくる可能性が十分にあるという事です。

■ 理不尽なクレームに悩まなくて済む

介護では理不尽なクレームも少なくはありません。例えば利用者や、その家族から自分以外の人がしたことのクレームを受ける事もあれば、完全に認知症等による妄想からのクレームなどもあり、場合によっては手を出されると言うこともあります。しかし、他の業界では自分が担当でないような仕事に関しては、その上司でもない限り代わりに弁明する必要はまずないですし、手を出される事なんてまずありません。

■ 残業代がつく

介護の仕事の中には、どうしても勤務時間中に仕事が片付かなくて時間外に仕事をしなければいけないという事もよくあることです。一日の業務がいっぱいに詰まっているので、もし何かイレギュラーな事が起こったり、イベントがあったりすると、残業が当たり前の業界でもあります。ですが、介護業界において、その様な場合においても上司からの指示でもなければ「下の勝手な都合で職場に残っている」と言われ、残業代がつくと言うことは滅多にありません。

このような代表的な離職の理由が挙げれますが、確かに3Kと名の付くほど障害者や高齢者相手の仕事で「かっこよさ」という面や理不尽なクレールが多発する事は、理解できますが、こような理由で介護を辞めることに決意されている方は1つ大きな事を忘れてはいませんか、それは介護と言う職は決して
1. 華やかな仕事ではありません。
2. 耐える事に始まり、耐える事で終わる地味な仕事です
3. 時には人が「汚い」と思うような事でもします。

しかし他の職種にない「社会的貢献」「障害者支援」等立派な誇りを持てる職種である事はまぎれもない事実です。介護される利用者は毎日の生活が維持できて、生きていけるようにする為に介護職員を”頼り”待っています。

介護は確かに辛い業種かも知れませんが、転職してどんな業界でも楽な所はないと思います。

 

 

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介護を辞めて他業種へ

今回のデータで分かりますように、介護職は給料が安い、労働環境が悪いなどといった将来的不安の理由から、介護職を辞めて他の業種へ転職しようとする人も少なくない事は分かりました。介護業界を辞めたいけど、介護の資格しか持っていない、他での仕事を経験したことがないといった場合は他業種への転職は厳しいことが多いようです。他の職種への転職は年齢的な問題などもありますが、介護職は女性が多い職場ですし、全体的に見ると若い新卒者に近い人以外は圧倒的に就職できる確率は低くなります。女性の社会進出が取り沙汰されていますが、今は就職難の時代ということもあり、まだまだ女性に対するものは少し厳しい印象です。

■介護業界が異業種と決定的に違う点

介護の場合は従業員に会社の利益を求められるようなことってほとんどありませんが、他の職種の場合は、くの会社が利益を出すことを求められます。これができなければ、企業によってはクビを切られ、リストラされることもあるくらいです。介護職が厳しい、辛いと思っていても、実は他の職種もかなり厳しいんです。正直言って、楽な仕事なんて無いと思ってください。介護職の方が他業種へ転職されるのは、未経験では正直厳しいです。

■経験を生かす

事務などのオフィスワークへの転職は、介護職員時代に培ったワードやエクセルなどのパソコンのスキルを持っていたとしても、事務職の求人は倍率も高く、人気が高いので、転職はそう簡単ではありません。倍率が高いということは、逆を言えば、それだけ採用される確率も低いということですし、「ほとんど未経験のあなた」と「実務経験がある他の人」のどちらを選ぶかと言ったら、間違いなく経験者の方を採用するでしょう。
つまり、このように未経験で介護以外の仕事の経験がない場合は、他職種への転職は厳しくなるのです。

■他の事業所を探す

異業種への転職して新たな経験を積むのも方法かも知れませんが、その前に少し考えて経験がない職種への転職の方がよっぽどリスクが高いです。今の会社が薄給で休みがないと嘆く前に、もっと待遇が良い介護サービス施設、事業所への転職を考えた方が良いんじゃないでしょうか?その他にも現場が嫌なら、仕事をしながら介護事務などの資格を取れば、デスクワークで介護業界を支えることもできますし、会計の資格があれば介護業界では様々な将来の可能性も出てきます。

 

注意点

在職中の転職活動をする事は注意点として重要なことの1つになります。おおやけに、「わたしは転職活動してます」って人はいないと思います。在職中の転職活動は会社的には違反行為としてとられてしまうのでしょうか?
これは正社員やパートの方は基本的に問題ありませんが、派遣社員など期間が定められている場合は、契約期間内に辞めること前提で転職活動している場合はそれなりのリスクがあります。
例えば、契約期間内に特に理由もなく辞められたりしたら、あなたを信用して紹介した派遣会社や担当からの信用がかなり落ちてしまうので、「次から仕事は紹介しません」ということになる可能性が高いです。人によっては派遣会社からの紹介が無くなったら困るという人もいるでしょうから、その点に注意して転職活動を行ってください。
介護職の場合、きつい、辛い、辞めたいということは言っていてもある程度は共感され、励ましの言葉も貰るのですが、実際にリアルに転職活動までしているのがバレるとあまり良く思われないのです。介護職というのは女性が多い職場ですし、女性が強い職場でもあります。

女性というのは味方になれば強いですが、敵になってしまったら一貫の終わりなので、慎重に転職活動してください。異業種への転職を考える事も時としてあり揺るかも知れませんが、その前に介護という仕事は本当に辛い仕事かも知れませんが、介護ほど社会的貢献ができる職種だともう一度考えてみてはいかがですか。

 

 

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まとめ

下のデータに示されているように現在介護業界の中心的に勤務している、年代は50代でこの状態が続いていくと団塊世代の人が70歳代になる2020年代には次世代を担う、介護者の数が殆どいなくなる状態になります。これからは認知症の患者の増加など介護を取り巻く環境は更に深刻になってきます。

その為の若い世代の育成には国レベルで取り組む必要性があると思われます。

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