国家資格の介護福祉士について教えて!

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介護サービスで介護福祉士という名前は聞かれたことがあると思います。その介護福祉士が国家試験に合格が必要な事は御存知でしたか?毎年の試験の合格率も20%以下という難関です。

今回は福祉関連の資格の中で最も難関な介護福祉士の試験やこれからの介護福祉士のあるべき位置付けについて紹介させて頂きます。

 

国家資格の介護福祉士とは

皆さんが在宅や施設でうけられている、介護サービスを任せている介護職員は何らの資格が必要な事は当然な事だお分かりですよね、その色々なサービスを行う上で必要となる資格の中で介護福祉士の資格がいかに難しいかと言うことをまずわかってもらえれば「介護福祉士」についてより理解できるかと思います。

介護・福祉関連の資格

資格名      資格のメリット  取得期間  
[介護職員初任者研修]
人気度★★★★★
介護業界で一番最初に取得する資格で年収UP・キャリアアップや介護福祉士へとつながっていきます。
約1ヶ月
[実務者研修]
人気度★★★★☆   
介護福祉士を受験する為に必須の資格という橋渡し的役割を持っています現場でのサービス提供責任者にもなれます保有資格によって異なります
[介護支援専門員]    人気度★★☆☆☆   実務経験5年が必要なステップアップ資格合格率も20%という難関資格です

介護福祉士の次の目標に

介護の3大国家資格

資格名  資格のメリット取得期間
  
[介護福祉士]
人気度★★★☆☆ 
国家資格であり介護のプロと認められ2016年1月からは実務者研修の受講も必須人気度
3年以上の実務が必要
[社会福祉士] 
人気度★★☆☆☆
高度な知識とコミュニケーション能力が必須 医療機関や地域包括支援センター等でソーシャル
ワーカとして活躍
[精神保健福祉士] 
人気度★★☆☆☆ 
スペシックソーシャルワーカーと呼ばれ、精神障害者福祉や精神障害者保健に秀でたプロです。精神障害者の援助を仕事とし、会社復帰促進施設や保健所、
精神障害者福祉施設、精神保健福祉センターなどで相談・援助を行っています。

ここにあげた代表的な資格以外にも福祉用具相談員、介護運動相談員等の各市町村認可の資格は色々と別れてあります。

介護福祉士

先の資格一覧にもあげましたように介護福祉士の資格を取るには、国家試験と言う難関をクリアーしないと取得することは出来ませんが、取得する事で自分の立場や給与面、特に多方面からの信頼度向上に計り知れないものがあります。しかしその反面次のような厳しい状況にもなってきています。

平成28年度(平成29年1月)の介護福祉士試験から、実務者研修を修了している事が受験資格要件となります。これから介護福祉士を目指す人にとっては、必須の研修となりました。介護福祉士といえば国家資格です。
多くの介護士にとっても、ひとまずの目標になってるので、実務者研修は避けて通ることはできません

介護福祉士といえば、国家資格であり福祉業界の花形と言えます。超高齢社会の日本においては、世間からの信頼度、福祉に関する職場からの期待、あらゆる面で他の介護福祉系資格と違い一目おかれています。

この資格を持っているのとそうでないのとでは、今後の給料やキャリアという面において大きな差がついていくのは間違いありません。注意点としては、厚生労働省が介護福祉士の専門性をさらに高めることに力を入れており、年々少しずつ受験資格が厳しくなってきていますので早めの取得を目指した方が楽に取得できると思います。

 

 

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国家資格の介護福祉士の難易度

これから介護福祉士を目指す人のために少しでもお役に立つ受験情報として紹介させてもらいますので、受験の際に参考にしてもらえれば幸いです。

合格基準

介護福祉士の国家試験には、現在、筆記試験と実技試験の2通りがあります。筆記試験も実技試験も合格基準は同様に「問題の総得点の60パーセント程度を基準としており、問題の難易度で補正した点数以上の得点」
とされています。筆記試験については、試験科目10科目で実施されます。試験は、配点1問1点で120満点になります。筆記試験の10科目とは次の科目です

筆記試験項目

1. 人間の尊厳と自立、介護の基本
2. 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーションの技術.
3. 社会の理解
4. 4.生活支援技術
5. 5.介護過程
6 .発達と老化の理解
7 .認知症の理解
8 .障害の理解
9. こころとからだのしくみ
10 .総合問題となっています。

試験範囲は広範に渡っていますが、国家試験の中では難関という部類に入りますが、しっかりと勉強しておけば合格できる難易度といえます。

*試験での注意点: 配点は試験問題すべてに必要で1科目でも0点があると合格しませんので必ず配点を取るようにしてください。

過去の試験が合格状況

これから受験される方の一番気になる合格率や過去の問題の難しさどのくらいの人が受験しているかなど知りたい情報だと思います。平成18年からの実績を紹介させてもらいます。

■受験者数と合格率

平成18年  19年  20年 21年 22年
受験者数 145,986  142,765 130,810 153,811 154,223
合格率 50.4   51.3   52.0   50.2   48.3
(%)
平成23年 24年 25年 26年 27年
受験者数 137,961 136,375 154,390 153,808 152,573
合格率 63.7    64.5   64.6  61.0   57.9
(%)

■27年 年齢別合格者数

▪ 0歳~20歳 [2,655人]
▪21歳~30歳[20,042人]
▪31歳~40歳[21,395人]
▪41歳~50歳[26,826人]
▪51歳~60歳[14,816人]
▪61歳~ [ 2,766人]

■27年男女別合格率

女性71.8% 男性28.2%

受験者の年代別合格率を見ても40歳から50歳の介護の経験を積んだ人が 中心となっています。ります 41歳から 61歳までの合格者数を見るとかなりの平均年齢が上がっていることも判断できます。それだけ介護の世界は若い人の職場ではないということにもつながります。これからますます高齢化社会になっていく中で次世代を担う若い人たちがもっと積極的に介護の資格を得て要介護者の役に立って欲しいものです。

合格基準も以前は70%くらいが合格ラインでしたか現在は低くなって取得しやすくなりましたのでぜひ挑戦してみてください。

 

 

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どんな仕事?

介護福祉士の仕事内容は基本的に要介護者のサポートです。それは身体介助のみならず、生活や精神にも範囲が及びます。

■ 身体介護

身体の介護は介護福祉士の代表的な仕事です。仕事内容としては、着替えの補助・食事の補助・入浴の補助・排泄の補助などが挙げられます。また手足が不自由な方の場合は、ベットからの立ち上がりの補助・歩行の補助なども仕事内容に加わってきます。日常生活に必要な身体動作が十分行えない方に対して、それを補助し助けるのが介護福祉士の仕事となってきます。

■ 生活のサポート

調理・食事の準備・部屋の掃除・身の回りの整理整頓・洗濯・買い物など、日々の生活に必要な作業をサポートするのも介護福祉士の仕事内容に含まれます。特に在宅介護、訪問介護の場合はこの仕事の比率が増えてきます。一見、簡単な作業にも思えますが、利用者の家によりやり方も変わってきますので、利用者のニーズをよく理解する力が求められます。

■ メンタルケア

利用者の心をサポートするのも介護福祉士の仕事内容に含まれます。話し相手になる、レクリエーションなどを催す、近隣の住人や介護施設の住人との交流を促すなど、利用者の心に安らぎを与える仕事も介護福祉士には求められます。

■ 相談や指導、助言

介護についての相談や指導、助言なども介護福祉士の仕事内容に含まれます。介護を受ける方及びその家族の方と介護の方針を相談したり、介護用具を使う際の指導、自宅で介護をする場合の注意点の助言なども介護福祉士の仕事の一つとなります。

■ チームマネージメント

介護福祉士も経験を積むと職場のチームマネージメントを行うこととなります。チームリーダーとして、チームメンバーのタスク管理、後輩メンバーへの指導、チームの士気向上などチームマネージメント、管理を行うこととなります。

介護福祉士の資格があるかないかで仕事内容は変わってきます。介護福祉士の資格を保有している場合は、介護に関わるほぼ全ての仕事に携わることができます。ただし、今後、介護福祉士の上位にとして、「認定介護福祉士資格」が設置された場合、資格で区分される場合があると認識しておいたほうがいいでしょう。介護福祉士の資格を保有していない場合は、食事の準備や掃除など比較的簡単な仕事内容が主になり入浴や排泄の補助、メンタルケアなど専門的な仕,事は一部制限されてきます。介護福祉士が働く職場は、介護施設、老人ホーム、利用者の自宅などさまざまです。場所によって行う仕事内容は変わりまた同じ仕事であっても場所によりそのやり方は変わってきます。いずれの場合も利用者を助ける、介護するというのが介護福祉士の仕事に共通する事が特徴です。

 

 

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国家資格の介護福祉士これから

■ 介護福祉士の現状とこれから

介護福祉士の国家資格が1987年(昭和62年)に誕生してから、すでに25年を経過しています。この間にも日本は急速に高齢化が進み、核家族の増加や生涯独身率も高まっていることから、かつてのように家の中だけで介護を行うのは難しくなりつつあります。こうした背景のなか、2000年には介護保険制度が誕生。いまや、多くの民間事業者が介護業界に参入して事業として介護サービスを提供しています。介護保険制度のスタートによって、介護福祉士の現在は活躍の場はますます広がっています。
これからの介護福祉士の立場は微妙な位置付けになって来る事が予想されます。それは介護福祉士が持つ専門性については、これまでさまざまな議論が行われています。「看護」と「介護」の業務内容が似ていることから、最近では介護福祉士の教育内容を見直す動きが出ており、介護福祉士養成校のカリキュラムの編成が行われています。新カリキュラムの大きな特徴は、実習時間が大幅に増えたことです。これにより、介護福祉士は他の介護系の資格や、介護職員基礎研修・ホームヘルパー研修・実務者研修修了者の上位資格として位置づけられ、より専門性を高めるねらいがあるようです。介護サービスが必要とされ続ける一方、今なお介護職に就く人材は不足しています。しかし、利用者のニーズが多様化するなか、今後は量的なものよりも質の高い介護福祉士が求められると考えられます。

 

 

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まとめ

これから介護福祉士を目指されてる方は、これからますます介護福祉士の様なより高度な専門性を持った介護職は介護業界の中では中心的で重要な存在になります。

今後はますます認知症などの重度の要介護者の増加により介護福祉士の活躍の場は大いに期待されることだと思います。

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