介護サービスの種類を教えて!内容は?注意点は?

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皆様は介護サービスとはどのような種類があるのかご存知でしょうか。家族や周りの方が利用しているという方以外は、知らない方もいるのではないでしょうか。介護サービスは、大きく進む高齢化社会に対応すべく、福祉分野、医療分野をひとまとめにし提供できるようにしたものです。

今回はこの福祉サービスはどのような種類があるのかをご紹介したいと思います。

 

介護サービスの種類

では、具体的に介護サービスとはどのような種類があるのでしょうか?

⑴介護保険

まず、高齢者の方が生活していく上で一番重要ななるのがこの介護保険サービスになります。2000年の平成12年より開始されたのが、この介護保険制度です。この保険制度が受けられるには、原則として65歳以上の高齢者であること、要介護認定を受けた方であることが対象になります。この要介護認定とは、対象者は介護サービスが必要なのかを審査するものです。この認定を受けるには、まず市町村にて申請を行わなければなりません。この審査を経て、要支援または要介護1から5までの中からどの程度なのかが決まります。

⑵高齢者の生活支援事業・家族介護支援事業

主に、市町村の事業になります。高齢者の方が生活しやすいように、生活援助事業や介護予防事業(介護の教室)、運動支援事業などのサービス提供があります。また。高齢者の方を支える家族を対象としたサービスとして、他の家族の方と交流できる家族介護交流事業や、家族介護を対象としたヘルパー受講を支援するサービスなどがあります。家族の方の体や心をケアするものになります。

⑶都道府県の事業

都道府県の事業として、高齢者の仲間作り支援や寝たきり予防支援事業などがあります。高齢者の方は、体の自由がきかなくなってきたことを理由に、家に閉じこもりがちになってしまいます。そうなってしまうと体はますます衰えてしまい、また他人との交流も無くなってしまいます。それらを防ぐのためのものです。高齢者の方の趣味などのサークルを結成するのを支援してくれます。好きなことを続けることにより、生活に張りを持たせることが出来ます。

 

 

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介護サービスの種類の内容

ここでは、介護サービスの内容についてご紹介していきたいと思います。

⑴在宅サービス

これは、自分の家にいながらも福祉サービスが受けられるというものです。家族の介護を、仕事や家事と両立しながらやるのはとても厳しいものです。そこで、時間や日にちを指定してプロの方の介護が受けられるようにするのです。

□訪問介護・介護・訪問入浴

実際に介護福祉士や看護師が利用者の家を訪れて、介護サービスや医療サービスを行います。バイタル測定や、日々の日常生活の介護などを行います。施設入所と違い、自分の家に入れることで利用者の方も安心できるというメリットがあります。また、訪問入浴とは、入浴サービスのみの提供となります。寝たきりや重度の介護度の方でも対応できる設備が整っているので、安心して任せることが出来ます。

□訪問リハビリテーション

リハビリテーションこのサービスは、理学療法士や作業療法士が利用者の家を訪れ、リハビリのサービスを提供します。利用者の方の回復はもちろんのこと、日常生活が少しでもスムーズになるよう支援します。

□福祉用具の貸与

利用者の方に対して、福祉用具の貸与を行います。例として、車椅子や介護ベッド、歩行器や杖などです。その利用者の体の状態に合わせたものを選択することが出来ます。しかし、介護度によって使用出来ないものもあるので注意が必要になります。また、住んでいる住宅に不便な段差などがある場合、段差の解消や手すりの設置などの住宅改修の費用を負担してくれるサービスもあります。

⑵施設サービス

在宅で受けるサービスとは異なり、専門の施設で受ける福祉サービスになります。

□通所介護・短期入所サービス

デイサービス、またショートステイサービスと呼ばれるものです。デイサービスとは、日帰りで介護サービスを受けることが出来る施設のことです。主に軽介護の高齢者の方が利用されます。施設では、食事サービス、レクレーション、入浴サービスなどがあり、自宅まで送迎してくれます。対してショートステイサービスは、決められた日数のみを施設で過ごすことが出来ます。その為、介護する側の予定に合わせることが出来ます。

□介護老人施設・介護老人保険施設などの利用

要介護と認定された方が受けることのできるサービスです。特別養護老人ホームの入所や、老人保険施設の入所や相談が可能です。日常における全ての介護や、リハビリテーションを受けることが出来ます。しかし、対象者はそれぞれ異なっており、介護が常に必要な方やリハビリや看護が必要な方など様々です。また、医療的なケアを対象とした、指定介護療養型医療施設などもあります。これは、病状が安定している状態で、カテーテルなどを着けているなど、日常的に医療的ケアが必要な方を対象とした施設になります。
この在宅サービスと施設サービスを受けるには、要介護認定を受け、自分がどのくらいの程度のサービスが受けられるのか知る必要があります。また、たくさんのサービスがあり、自分に見合ったサービスを探すのも難しい
ものだと思います。もちろん自らでサービスを選択することもできますが、ケアマネージャーに依頼をし、介護サービス計画を作成してもらうことが一般的です。この介護計画をもとにして、適切な介護サービスを選択できます。

 

 

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注意点

では、介護サービスを受ける上で注意しなければならないことはあるのでしょうか?

⑴サービスに制限がある

介護保険は、要介護度によって受けられるサービスが変わってきます。その為に認定を受ける際に、きちんと説明を聞いておく必要があります。また、在宅サービスと施設サービスどちらにも言えることですが、全ての希望が叶うわけではありません。特に施設サービスでは、自分だけではなくたくさんの利用者の方がいます。自分だけの要望を押し通していては、他の利用者の方に迷惑がかかってしまいます。施設にはその施設のルールや決まりなどがあるかと思いますので、それに従って生活をします。

⑵高齢者の方の意思を尊重して選択する

高齢者の方に代わって、家族の方が介護サービスを選択する機会も多いかと思います。ここで重要になるのが、高齢者の方の意思を尊重しなければならないということです。例えば、人によっては家に他人を入れたくない方もいます。そんな人に、訪問介護サービスなどを提供することは、適切であるとは言えません。事前に高齢者の方とコミュニケーションを取り、了承を得るか、他のサービスを考える必要があるでしょう。介護サービスを提供されるのは家族ではありません。高齢者のかたなのです。そのことを忘れないように注意する必要があります。

 

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
一概に介護サービスと言っても、様々なサービスがあったかと思います。まずは、高齢者の方がどんなことに不便さを感じているのか、またどんなサービスを受けたいのかを知ることが大切です。その上で、適切な介護サービスを選択することが重要でしょう。

もし自分の周りの方や家族が介護サービスが必要になった時、その利用者にとって良い選択の手助けが出来るように知識を得ておくことも大切です。

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