介護福祉士の受験資格を教えて!資格要件は?注意点は?

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介護福祉士の資格は福祉の三大国家試験(社会福祉士・精神保健福祉・介護福祉士)のひとつで介護業界唯一の国家試験です。
主な業務は初任者研修修了者や実務者研修修了者が行う業務と同様で、一人では日常生活を送ることが困難な高齢者や障害者に身体介護、生活援助等をを行います。
介護福祉士は現場で働く介護職の中でより専門的な能力を有するものとして位置づけられています。

 

介護福祉士の受験資格とは

これから介護福祉士の資格を取るために頑張って勉強されている方へ合格率上昇のための情報として読んでいただければお役に立てると思います。国家試験には色々な職種・業種の試験があります。その中でも介護福祉士の国家試験はかなり難しいと言われています。介護福祉士の資格ができた昭和60年頃の第一回はまだ認知度のあまりなかった介護福祉士という資格で、合格率もわずか20%代で現在でも受験者は当時より増えていても50%~60%と言うくらいに難しい国家試験です。

頑張って勉強している受験生にとっては厳しい数字ですが、介護福祉士は資格を取って実際に働く現場は障害者や高齢者を相手にお世話をする仕事のため、当然試験も厳しくなります。

受験資格の条件

介護福祉士の国家試験を受験するための条件は、法令で定められている次の2通りがあります。
1.実務経験による受験  2.福祉系高等学校卒業後に受験

[実務経験]

介護関連業務に3年以上勤務、勤務期間1095日以上、勤務日数が540日以上
◾従業期間 実務経験の対象となる施設や職種で休日などを含む在籍期間。
◾勤務日数 有給や研修など介護業務に従事しなかった日数を除き、実際に介護などの業務に従事した日数です。

☞【ワンポイントアドバイス】

受験申し込み日にまだ実務経験が 3年未満でも、試験前日までに期間と日数が受験条件に合えば受験することができます。

[実務経験対象となる施設・事業所]

◾社会福祉施設  特別養護老人ホーム・障害者施設など。
◾病院の病棟や診療所で介護職員・看護補助者として業務に携わっていること。
◾ 高齢者や 障害者へ介護サービスなどを提供している事業所。

☞【ワンポイントアドバイス】

次の職種の人は 受験資格はありません
◾ 社会福祉施設の生活支援員 児童指導員 心理指導担当職員など(※1)
◾ 社会福祉施設 病院 診療所の医師,看護師 准看護師 昨日担当職員 理学療法士 作業療法士
◾ 法人の代表者等証明権限を持つ代表者
介護福祉士の国家試験を受験するための受験条件を紹介させて頂きました。介護福祉士は資格を得るまでの期間が最低は3年かかるので介護福祉士として生涯の職業として取り組む人にとっては価値はあると思います。

 

 

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介護福祉士の受験資格要件ルートの種類

受験資格要件ルート(方法)は前の項目で説明しました受験資格のための条件の事を示します。
◾実務経験によるルート
◾福祉系高等学校卒業によるルート
◾新たな養成施設ルート
この3つのルートによる受験資格要件のいづれかの選択で受験が可能になります。 個別のルート内容については前のページで紹介しましたので、ここでは各ルートのポイントを紹介させて頂きます。

ルート別ポイント

[実務系ルート]

◾勤務日数で年次有給休暇・特別休暇・出張・研修などで実際に介護業務に従事しなかった日数は含まれませんので、注意が必要です
◾一部実務経験として対象となる場合はがあります。
生活相談員などの相談援助業務を担当する者で、障害者総合支援法関係の施設・事業所において介護
等の業務を行った場合
◾児童指導員は保育士として入所者の保護に直接従事した後、児童指導員となり、その後も引き続き同じ内容の業務に従事している方を除きその他の人は対象になります
◾法人の代表者、施設長、所長など代表者が介護等の業務に従事している場合は、その期間と日数が対象となります。

[福祉系高等学校ルート]

福祉系高校に平成21年度以降の入学者は、卒業後に筆記試験で合格すれば介護福祉士の資格取得が可能です。一方、平成20年度以前の入学者は、卒業後に筆記試験、実技試験で合格すれば資格取得が可能です。
平成20年度以前の入学者で「介護技術講習」を受講されている方は、介護福祉士の実技試験が免除となります

[養成施設ルート]

◾養成施設 = 介護福祉士養成施設とは、厚生労働大臣指定の学校のことで、四年制大学、短期大学、専門学校などの種類に分けられます。
介護福祉士養成施設の入学資格は、「高等学校卒業以上かそれに準ずる者」です。つまり高卒もしくは高等学校卒業程度認定試験などに合格する必要があります。

[今後の受験対策]

2022年度以降の卒業生は、介護福祉士の国家試験の義務化で試験対策を考える必要があります。独学でも受験可能ですが、確実に合格するためには、介護系スクールで開講されている「介護福祉士試験対策講座」も検討されてみてはいかがですか。 スクールの立地、費用面、受講内容など様々なポイントを考慮しながらよりご自身に合ったスクール選ばれる事をおすすめします。

 

介護福祉士の受験資格の最短

介護福祉士の国家試験に合格するためには、実務研修で経験と技術を 一定の期間実績を作らなければいけません。その為に若い人材は、介護福祉士を目指していく人が少なくなってきています。そのような介護業界の環境が他の業種と違い平均年齢が極端に高くなっており、若い世代が育たない代表的な業種とも言えると思います。更に介護福祉士の国家試験の難易度の高さにも人気が低迷する原因があるように思われます。そんな長期間の時間が必要な国家試験を最短でとる方法について紹介させて頂きます。

現在の年齢と環境により変わる方法

どんな試験でも年齢や環境が違えば受ける試験も通う学校なども違ってきます。それと同じで介護福祉士の国家試験も年齢などで資格取得までの道のりが変わってきます。

現在中学生の場合

所定の新カリキュラムが取得できる福祉系高等学校に入学して、単位を納めて卒業と同時に試験を受ければ在学期間の3年で資格取得ができます。

一般の高等学校に通っている場合

一般の高校の場合卒業して福祉系高校に再入学すると2年間履修することで資格を取得することができます。

一般の大学に通っている場合

介護福祉士の養成施設に1年間通うことで、そこから1年後に資格取得ができます。

介護の仕事をされている方(1年以上)

実務経験が1年以上の介護の仕事をされている方、今の状態を保ち3年間の実務経験が最短です。

介護の仕事をされている方(1年未満)

実務経験が1年未満で介護職をされている方は、介護福祉士の養成施設に2年間通うことによって、最短で介護福祉士になることが出来ます。
このルートであれば最短2年で受験までつながります。

このように、現在どのような状態であるかということによって、最短ルートが変ってきます。ちなみに、いくら最短ルートを通っても、年1回の介護福祉士国家試験に不合格となってしまっては、最短ルートも無意味となります。そのような事にならないために、しっかりと対策を行ってから臨むことが必要だと思います。

 

 

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介護福祉士の受験資格の注意点

介護福祉士の試験は年に1回行われるだけで、その機会を逃したり。不合格の時はとさらに1年先になってしまいます。そのための試験当日での注意点をまとめてみました。今回の試験を受ける予定の方はよく注意してください。

教材について

受験者は「受験の手引」という教材があります。この教材は請求してから届くまで時間が必要ですのでなべるく早めに請求した方が良いと思います。 これは試験の重要な手引き書ですので、必ず請求を済ませましょう。
すでに受験したことのある方も、当該年度の「受験の手引」の請求が必要ですので、必ず請求しましょう。

証明書

卒業証明書や実務経験証明書など、学校や勤め先に依頼して揃えなければならない書類もあります。限られた期間内で申し込みを行う必要がありますので、なるべく早く書類の準備に取り掛かることをお勧めします。

特に、複数の職場で働いた場合、書類に不備があるかもしれませんので、早めに取り寄せて内容を確認しておく必要があります。 書類の不備で1年間棒に振ることもありますので十分注意してください

受験料

受験料の払込には金融機関を利用する必要があります。平日の営業時間内に手続きする予定をあらかじめ検討しておいた方が忘れないで済むと思います。

受験申し込み

受験申し込みを行う際には簡易書留を利用します。平日の営業時間内に郵便局で手続きする予定を、あらかじめ検討しておきましょう。
受験票が届いたら、試験当日まで大切に保管してください。試験当日に持参しないと受験ができなくなります。失くしたり汚したりしないよう注意が必要です。

提出期限

各種の「見込み」扱いで受験した方は、必ず提出期限までに証明書を送付しましょう。未提出の場合、試験が無効になったり実技試験免除が適用されません。
提出期限は 必ず事前に確認しといておいてください。

この介護福祉士の国家試験のために最低3年も勉強しなくてはいけません。そして年に1回この試験を逃がすと次はまた1年先になります。1年間試験のために張り詰めた気持ちで「合格」という2文字で喜びに変える事に全力を尽くしてください。

 

 

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まとめ

介護福祉士はこれからの介護業界にとって、重要な位置付けになります。それは認知症患者を含め重度な要介護者が増加してくることに対する専門的な知識を持った介護職はこれから大いに必要になってきます。介護の現場でも周りの介護職の職員から頼れる指導者として期待される事だと思います。

また利用者側もこのような専門職の存在に安心して介護を任せることが出来ます。

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