介護保険の介護保険証は何をしたらもらえるの?利用要件は?

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介護保険とはいう物の存在は大半の人はご存知かと思います。ではそれはどのようにしたらもらえるのか、保険料はいくらになるのか等の複雑な介護保険の内容についてはわからない方が殆どだと思います。

ここでは、介護保険についての色々な疑問についてお答えしていきたいと思います。
「介護保険のサービス」が必要になる時為の情報です。

 

介護の保険証とは

介護保険というものが身近に感じるようになるのが、40歳になり介護保険料の支払い義務が生じた時に感じます。その頃はまだ介護保険でサービスを受けるなど考えていないかも知れませんが、介護サービスを受けるような病気、障害はいつなるかは誰にも予想はつきません。ひょっとしたら明日なるかも?そんな時に困らないように介護保険について、色々な疑問を解決していきましょう。

介護保険の疑問、問題解決の為の資格

介護保険は今から約10年以上も前の2000年に制定されて3年毎に見直し、改正が行われています。現実介護保険については介護保険に携わっている専門職でも理解しがたいくらい、複雑な内容です。そういう介護保険で最も多い疑問が次のような点が挙げられます。
◾保険料はいくらになるのか?
◾保険料払えなくなったらどうなる?
◾介護保険はどうしたらもらえるのか?
◾介護サービスを受けるにはどうしたらいいのか?
◾介護サービスにはどのようなサービスがあるのか?
◾介護サービス毎月どのくらい利用できるのか?
◾サービスの自己負担はいくらくらいか?
このような代表的な疑問をあげてみましたが、実際はこれ以上あると思います。介護保険証とは、これらの疑問を解決する為に必要な手段が介護サービスでそれを受けるために第一に必要な条件が「介護保険証」です。この介護保険証の必要性はこれからの高齢化にむけて誰にでも必要不可欠な物であることは事実です。その介護保険証の資格を得るためには介護保険料を払う事が絶対的な条件でもあります。その介護保険料について説明させていただきます。

介護保険料

介護保険の適用を受けるには介護保険料の支払いが重要なポイントです。介護保険料は介護保険制度発足以来現在に至るまで、約倍近く値上げされていて現在は5500円代で近い将来8000円台を超えると予想されています。それに伴って第1号被保険者の収入源である年金関連に関しての上昇率は介護保険険料の比べかなりの格差があります。当然それによって介護保険料の未払など滞納者が出てきます。第二被保険者についても勤務の倒産等により、保険料の支払いの継続が困難な状態になり第1号被保険者と同様な未払や滞納者が出てきます。そんな状態になった場合介護保険の適用はどうなるのかという疑問についてお答えします。

保険料が払えないときはどうなる?

地域により異なりますが、納付期限以降20日以内に督促状が発行され、督促手数料、延滞金がかかることがあります。督促手数料や延滞金の金額は地域により異なります。

督促手数料・・・70円の地域もあれば、100円の地域もあります。
延滞金・・・納期限の翌日から納入日までの日数に応じて算出されます。この割合も地域により異なりますが、期限の翌日から1ヶ月を経過するまでは約7%、1ヶ月を経過した日から全て納めるまでは約14%などとなっているところが多いようです。

第一号被保険者が1年以上滞納した場合どうなる?

支払い方法が変更になります。特別な理由もなく1年以上滞納してしまった場合、介護サービスを利用する際に一旦費用を全額負担することになります。その後、滞納分の納付が完了したら領収書等を提出の上申請をすることによって一旦負担した分の9割が返還されます。

例えば、介護サービスに10万円(保険適用の分)かかった場合、通常1万円だけ支払えば良いのですが、一旦10万円を支払います。滞納分を支払った後、申請によって9万円が戻って来るということです。

第一号被保険者が1年半以上滞納した場合どうなる?

保険給付が一時差し止められます。特別な理由もなく1年6ヶ月以上滞納してしまった場合、費用の全額自己負担に加え、返還される9割分の一部もしくは全部を一時的に差し止めます。つまり、払い戻しの請求をしても、9割部分が戻って来ないことになるのです。

第一号被保険者が2年以上滞納した場合どうなる?

給付額が減額されます。特別な理由もなく2年以上滞納した場合、介護サービスを利用した際の自己負担分が1割だったものから3割負担へと引き上げられます。また、高額介護サービス費が支払われなくなる場合があります。

第二号被保険者が滞納した場合どうなる?

保険給付の差し止めが行われる場合があります。介護保険料は加入している医療保険の保険料と併せて納めることになっており、通常給与からの天引きの為、滞納は起こりにくいのですが、医療保険の保険料も滞納している場合は、保険給付の全部、または一部が一時差し止めになる場合があります。

このように介護保険の適用を受けるには大きく分けて65歳の資格年齢、介護保険料の遅延や滞納がない事が前提ですので、特に保険料は注意されることをおすすめします。
☞【ワンポイントアドバイス】
年金受給額が18万円以上の人は自動的に天引きされますが18万円以下の人は市町村から送られる納付票で支払うか、口座引き落としで支払うか選択できますが、つい忘れることや生活費の不足などで滞納することがありますので注意しましょう。

 

 

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介護の保険証の役割

これから日本は超高齢化社会になってきます。その際に必ず必要になってくるのが介護サービスです。介護サービスを受ける為の第一条件が介護保険の資格取得でその証しとしての「介護保険証」はそんな時必要な重要な役割をはたす物です。その介護保険証が必要な介護サービスについて紹介させて頂きますので、これから介護サービスが必要な方は必見です。

介護保険証と介護認定

年齢が 65歳以上でも、40歳から64歳でも介護サービスを受けるには、介護認定の資格取得が必要です。介護認定の申請の際の絶対条件は介護保険証がないと認定資格は受けれません、介護保険証があることで介護認定資格をとれ、介護サービスを受けても自己負担が1割~2割の低額で利用できます。介護保険証をもつ最大のメリットで、もしない場合全額自己負担となり、その利用金額の格差については次の金額を見ていただければ歴然とします。

介護保険証と介護サービスの価格

介護保険証で介護認定の資格取得申請をして、要介護区分と言う認可を得ることで様々な介護サービスをその区分毎の内容で、提供してもらえます。毎月の利用できる上限金額や各サービスの利用料金について紹介しますので、これからサービスを検討されておられる方は参考にしていただければと思います。

上限額と介護サービス利用料金

[要介護別利用上限額]*参考サービス金額
月上限単位数 月上限金額 サービス種別    通所介護 介護保険
(10円/単位) (1割負担)
要介護1 16,692 166,920 「要介護者は在宅 6,500~ 7,150円 650 ~ 715円
要介護2 19,616 196,616 始め施設介護等 7,750~ 8,447円 775 ~ 845円
要介護3 26,931 269,310 や通所介護・訪問 8,980~ 9,788円 898 ~ 979円
要介護4 30,806 308,060 看護などの介護 10,210~11,128円 1,021~1.113円
要介護5 36,065 360,650 サービスが中心」11,440~12,460円 1,144~1.246円
[介護予防訪問介護サービス]
10割負担       1割負担
[要支援1・2参考サービス比較金額]
要支援1 5,003 50,030 予防的サービス
要支援2 10,473 104,730 予防的サービス
介護予防訪問介護費(Ⅰ)               11,600~13,325円   1,160~1,333円
介護予防訪問介護費(Ⅱ) 23,350~26,619円   2,335~2,662円
介護予防訪問介護費(Ⅲ) 37,640~42,225円   3,765~4,223円
ご覧いただいたように一部のサービスでの金額の比較ですが、サービスはかなりの品目があり利用者にあわせた最適なサービスを上限額以内で受ける事ができるのも「介護保険証」がある為です。
☞【ワンポイントアドバイス】
1日生まれの人は少し注意が必要です。それは誕生日の前月から介護保険料の徴収は始まるためです。例えば5月1日の人で40歳になる場合資格取得日は4月30日で4月分の介護保険料は給与から天引きされます。

 

 

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介護の保険証の取得方法

介護保険の資格は 満65歳になると市区町村より介護保険適用資格通知というものが送付されてきます。その通知の後に市区町村の窓口で申請手続き行うと、介護保険証が送付されてきます。それによって第1号被保険者として介護保険サービスなどを受ける資格ができます。介護保険の適用資格は原則65歳からですが 40歳から64歳までの第二被保険者が、介護サービスが必要な状態になった場合、介護サービスを受けることはできないのでしょうか?
その答えは受ける事は出来ます。ただしそのためには第2号被保険者は老化が原因とされる特定疾病に該当する人のみ、サービスを受けることができます。
介護保険の被保険者の対象となるための特別な手続きは必要ありません。40歳になったその日から、自動的に加入する仕組みとなっています。

第1号被保険者の場合、医療保険被保険者証(健康保険証)と同様に介護保険被保険者証が郵送で届きます。第2号被保険者の場合は、要介護認定を申請し、要支援や要介護と認定されたとき、認定通知書とともに介護保険証が郵送で届きます。
介護保険の被保険者の資格取得には、特別な手続きは必要ありませんが、先の項目で説明しました介護認定区分を取得するためには別途主治医の意見書等を揃えて申請する必要があります。

 

介護の保険証の利用の流れ

介護保険の基本は 40歳で介護保険料の支払い義務が生じ、65歳で介護保険の適用資格を得ることが第1の基本です。 そこで介護保険を利用できるまでの流れは次のようになっています。

[被保険者]

◾第一被保険者 65歳以上の人(日常生活で介護や支援が必要と認められた場合、介護サービスが受けられます)
◾第二被保険者 40歳から64歳までの人(健康保険組合など医療保険加入者)

[介護保険料の支払い]

◾第一被保険者 年金から自動的に天引き又は振り込み、口座引き落とし
◾第二被保険者 毎月の給料から自動的に天引き( 40歳の誕生日の前日が含まれる月から徴収されます)

[市区町村]

◾ 介護保険制度の運営
◾ 介護保険適用資格年齢者への介護保険制度利用のお知らせ・通知、介護保険証の送付
◾要介護認定の実施(介護サービス申請希望者に対して要介護認定のを行います)
◾ 介護サービスの確保・整備

[介護保険証取得}

◾65歳になり介護保険資格年齢になる。
◾介護認定資格取得申請 (訪問調査、認可申請調査会、などを経て介護認定を受ける)

[ケアプランの作成]

◾ケアマネジャーにより利用者に最適なサービスを選択して該当の事業所との連携や契約を支援する。

[サービス事業所]

◾介護サービスの提供(在宅・施設サービス)
◾デイサービス、等通所介護サービス

介護保険証が手元に届いてから実際介護サービスを受けるまでにはいくつの壁を乗り越えなければいけません しかしそれができるのも介護保険証というものがあるからです。介護サービスにお世話にならない元気な状態を保つ事ができればそれが一番いいことですが、年齢と共に体力も機能も低下して介護認定を受ける状態になる可能性は十分にあります。そんな時に介護保険証の意義が理解できると思います。

 

介護の保険証の注意点

介護保険の申請を行う場合はいくつか注意点があります。
まず、要介護認定を受ける際には住んでいる地域の役所で申請書に必要事項を記入して、介護保険の被保険者証と一緒に提出を行って申請を行います。
ただ、40歳以上65歳未満の医療保険加入者である第2号被保険者は、基本的に介護保険の被保険者証は持たないので、医療保険の被保険者証を提出する必要があります。
要介護認定の結果は審査を受けてから1ヶ月は結果がわかるまでかかります。要介護認定が下りる前に、介護保険サービスを使わなくてはならないときは、仮の認定書証である資格者証を交付されるので、これを利用する事で介護サービスを受ける事ができます。
ただ、要介護度の結果が想像以上に低く、与えられた要介護認定では資格者証で使用した分が補えない場合は自腹となるので、あまり使い過ぎる事のないようにしてください。
また、要介護認定の申請を行う際は、主治医意見書も提出する必要があります。ただし、かかりつけの主治医がいない場合は、指定された医師に診断証をかいて貰わなくてはなりません。
主治医意見書も介護を決めるのに重要な要素ですが、初めて診て貰う医師は、細かい事等は診察では調べきれないので、日常生活上で困難な事や、不安などは口頭でしっかり伝えておいたほうが無難です。主治医意見書は、要介護認定の判断材料になるだけでなく、ケアプランを作成にも使用されるので、漏れのないように伝えておきましょう。それに最も注意すべき点の一つとして先の項目で説明しました。介護保険料の未納や滞納です。この状態が続いていると。介護保険適用外になり自己負担も1割が適用されず、全額負担になることもあり得ますので保険料については注意して「支払いを忘れた」ではすまない結果になることもあります。

第一号被保険者については年金から自動的に天引きされる人が大半ですが、自動引き落としではない人や、第2号保険者被保険者で会社が変わったり、倒産などで、支払いを途中で止める様なことが続いた場合、滞納者となります。そうなることにより介護サービスへの影響は大きなものとなりますので十分に注意された方が良いと思います。
しかし、現実の声として第一号被保険者の収入は大半が年金だけの生活で年金自体は介護保険料のような値上げ状態ではなく、どちらかと言うと下がっているように思えます。少なくなる年金から介護保険料、国民保険料と強制的に引かれ、更に病院での治療費、薬代等の3割負担という現状は高齢者の「生活困難者を」出す大きな要因になって、結果痛ましい事件に繋がっていく事も有り得ます。日本も世界の一流社会福祉国家と呼ばれる日が来るでしょうか。

 

 

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まとめ

介護保険の保険証についてご理解いただいたでしょうか、また疑問についておわかりいただけたでしょうか、介護保険を支払い始めてから約20年以上支払い続け、さらにその後も一生涯介護保険の保険料とは縁が切れません。65歳以上の高齢者になっても払わないといけない国が世界の一流国と言えるのでしょうか?ODA等で世界の貧しい国に援助することも大切な事ですが、「国民を助け安定した生活」の確保を優先すべきではないでしょうか。

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