介護福祉士の過去問を教えて!Webサービス?教科書?

UPSC-EXAMINATION

介護福祉士国家試験は、3領域(人間と社会、介護、こころとからだのしくみ)の知識、技術を問う問題が出題されます。筆記試験では、120点満点の60%となる72点以上が合格基準となります。
ただし、相対評価のために基準点は上下します。

つまり、全体的に高得点な場合には合格ラインの得点も上がりますし、反対に低ければ合格ラインの得点が下がってしまいます。
どの分野の満遍なくある程度余裕を持った得点を目指すことが大事です。

今回は介護資格試験に役立つ、過去問題についてご紹介したいと思います。

 

介護福祉士の過去問題とは

介護福祉士の直近の過去問題についてみていきましょう。
受験人数が過去最低となった平成28年度の第29回の試験では難易度にムラがあるという声が多く聞かれています。
29回試験では細かな知識を問われる問題が多く目につく一方で、非常に簡単で常識的な問題が出題されています。多くの受験生は過去問題を勉強してくるので細かな知識を問われる問題では豆知識やコラム的な内容だ、と感じたことでしょう。

また、常識的な回答を問われる問題では勉強せずとも医学番組やクイズ番組に出題されるレベルであったと感じたようです。
介護福祉士国家試験の過去問題を勉強することで大まかな主題傾向は把握できますが、あまりに問題が過去のものであると法改正の変更点や、時代の流れと異なるので参考にならない場合があり、かえって本番で動揺してしまいます。

近年の介護の業界では、介護の質や介護技術の向上、多職種連携を国が推し進めていることを理解し、その流れに沿った良問を過去問題から拾い上げることや自分なりにアレンジして解答できることができるととても良いでしょう。

過去問題の扱いについてはもう二度と出題されない問題を仕分ける、どの分野からよく出るかを知るという極端な観念で捉えるのではなく近年の社会の流れから、問い方がどのように変化するかをイメージできるかが大切です。

 

介護福祉士の過去問題の有効性

介護福祉士国家試験に限らず、多くの資格試験の勉強方法の要となるのが過去問を解くことです。福祉
介護福祉士国家試験に関しても多くの過去問集が出版せれていますし、近年ではパソコンやスマートフォンで解答できるようなシステムやアプリが開発されています。
過去問題を繰り返し解くと、問題の出題傾向や分野毎の重要性の高い問題は何かを知ることにもなるので過去問題で勉強性を進めることが有効性は高い方法だと思います。
一般的に、予想問題などは過去問題よりも難しく作成されていますし、出版社によっては傾向が異なる場合もあります。流れとしては以下の流れで勉強に取り組む方法が王道かと思います。

【過去問題を中心とした学習の流れ】

基過去問題集を先ずは解く

苦手分野を知る

基本テキストを読んで苦手分野を理解する

過去問題が完璧にできるまで解く

予想問題を解く

間違えたところを基本テキストで勉強しなおす

判定テストや模擬試験を受ける

間違えたところ、苦手分野の基本テキスト、過去問題、予想問題を解く

過去問題が全く出題さていない、傾向が異なっている、と感じることもあるかもしれませんが、介護保険制度は3年毎に改定されていますし関連法についても法の名称や呼称が異なっていることも多くありますので改定点についてきちんと整理しておくことが非常に大切です。それが得点のポイントにもなるでしょう。その点を怠らねば、過去問の有効性は一層高くなると考えます。

 

介護福祉士の過去問題サービス

インターネットが主流となっている現代では、過去問題について配信しているサイトがたくさんあります。
例えばスマートフォンでは過去問題アプリ、パソコンでは講義や過去問題のweb配信などです。書籍による問題集ももちろん健在です。自身の生活環境、スタイルになったツールで効率よく勉強しましょう。
また、書籍しかなかった時代では問題集を購入する、コピーするなどの費用がかかったので高額な基本テキストは購入しない人が多くいました。しかし、現代はアプリやwebの活用では改めて費用はかかりませんので、基本テキストを購入するなどの選択も以前よりはできるのではないでしょうか。自身の知識や勉強のスタイルによりますが、活用するサービスやツールに時間や費用の優先順位をつけて効率よく勉強しましょう。

過去問クイズ

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過去問.com

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介護福祉士の過去問題 注意点

介護福祉士国家試験の過去問題で注意すべき点をまとめてみました。

【過去問題が解けるだけでは不十分】

介護福祉士国家試験の勉強を開始するにあたり、基本テキストにそって一から勉強していくには時間がいくらあっても足りません。そこで、過去問題から取り組む人は多いのではないでしょうか。過去問題を何度か繰り返せば暗記していくので回答率は上がっていきます。このことに安心してしまっては本番では得点が思ったように伸びません。似たような問題は解けるのですが、問われ方が異なると知識を身につけていないと正確な回答はできないからです。過去問題をそのものだけではなく、解説を十分に理解してその分野についてさらに知識を身につけておきましょう。

【過去問題を完璧にしてから予想問題に取り組もう】

予想問題は過去問題や主題傾向をもとに作成されていることが多いです。問い方がアレンジされていたり、まだ出題されていない分野についての問題も多く見られます。
力試しには打ってつけですが、過去問題や基本テキストで勉強した後に行うのがより良いと思われます。予想問題に特化して学習し過去問題を省くことはその逆の勉強方法よりも得点が得られにくいと考えます。過去問題は傾向をつかむ、問い方に慣れるという意味では必須ですしそれができてこそ、予想問題がどのような意図で作成されているかも理解できるのです。

【過去問題集は古すぎては逆効果】

多くの過去問題集に触れることは重要ですが、介護保険改正は3年に一度行われますし、他の関連法も改正されることは多いです。あまりに年度が古い過去問では意味を成しません。
法改正前に受験者数が多くなる傾向があるのはそのためとも考えられます。
受験時にきちんと法令に見合っている過去問題を抑えておくことが大切です。

 

 

まとめ

介護福祉士国家試験の過去問題は他の資格試験同様、出題傾向を知る、出題のパターンを知って問題慣れするためには欠かせないツールです。
直近の国家試験では、極端に問題の難易度に幅があったといわれていますのでその点では修正される可能性もあります。

いずれにしても、近年の傾向としては介護職の知識の向上、介護の質を図ることを意識して問題が作成されていることが予想されますので、「細かすぎることが問われる、過去問題は参考にならない」と受け止めず、広く深い知識を身につける必要があると理解しましょう。

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