デイサービスの仕事内容はどんなこと?一日の流れは?注意点は?

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皆様は、デイサービスというものをご存知でしょうか?通所介護とも呼ばれるこのデイサービスは、名前の通り利用者に通ってもらう形で介護サービスを提供する施設です。普段は自立している利用者でも、高齢になると外との関わりが少なくなりがちです。それを解消してくれるのが、このデイサービス施設です。今回は、このデイサービス施設についてご紹介したいと思います。

 

デイサービス仕事内容

では、デイサービスではどんなことを行うのでしょうか?

⑴家までの送迎業務

まず、利用者の方の家までお迎えに行くことから業務は始まります。デイサービス施設の送迎車にて、運転手とスタッフとでお迎えに行きます。この時、杖を利用する方、車椅子を利用する方と様々なので、走行中や乗り降りの時なども注意が必要になります。

⑵入浴介助

デイサービスは日帰りですが、入浴サービスを行っていることも特徴の一つです。介護が必要な方はもちろんですが、自立している方でも入浴中は転倒の危険性が高くなるのです。そこで介護士は、状況に合わせて見守りや洋服の着脱介助を行います。

⑶食事の配膳・介助

デイサービスには昼食が付きます。その配膳や食事介助を行うのも、スタッフの仕事になります。

⑷レクリェーション活動

昼食後は、利用者全員でレクリェーションを行います。このレクリェーション活動の中身を考えるのも、スタッフに仕事です。季節に合わせたものや、お誕生日会など利用者が皆楽しめるようなものを考える必要があります。

⑸排泄介護

自立している方であればトイレを促すだけで大丈夫ですが、介助が必要な方がいる場合やオムツを利用している方がいる場合は、必要に応じて介助を行います。

⑹お見送り

最後に送迎に向かわないスタッフは、利用者ひとりひとりにご挨拶をします。送迎車が帰ってくるまでは、施設内の清掃や記録つけなどを行い一日業務は終了になります。

 

 

19 デイサービス アルバイト 仕事内容

 

 

デイサービスの仕事内容種類

上記で、デイサービスはどのような仕事をするのかをご紹介させていただきました。では、この仕事は大きく分けてどのような種類があるのか分けてみたいと思います。

⑴送迎

送迎係は、利用者の自宅を頭に入れて安全運転をしなければなりません。送迎中の事故などあってはならないことですし、道を間違えてしまうとその後の利用者を待たせてしまうことになるのです。また、走行中に利用者の方に体調の変化が出ないよう、常に気を使う必要があります。

⑵バイタル把握と薬剤管理

これは、主に看護師が行うことになります。まず、朝入浴前に必ずバイタル測定をし、利用者の方に体調の変化はないのか、具合は大丈夫かチェックをします。また、入浴後に処置が必要な方もいます。この業務は、原則として看護師以外が行うことはできません。また、服薬している薬がある方の管理も行います。

⑶介護

デイサービスの主な仕事内容になります。これは、デイサービスも老人ホームも変わりません。食事介助が必要な方には食事介助を、排泄介助が必要な方には排泄介助を行います。特に入浴介助は一番危険が伴うものなので、注意をして行います。

⑷レクリェーション

デイサービスの大きな特徴として、レクリェーション活動を行うということがあげられます。このレクリェーション活動は、普段交流の少ない様々な方と交流を持つことができ、利用者の方の生活に張りを持たせてくれるものなのです。これが楽しみでデイサービスに通う方もいます。春には花見をしたり、夏には施設内で夏祭りをしたり、またリハビリに特化した体操を行ったりと、介護士は事前にどのようなレクリェーションを行うかを計画します。

⑸施設内の清掃

見落としがちですが、施設内の清掃もスタッフの仕事です。入浴場や利用者の方が使ったコップ洗いなど様々です。また、冬の時期になるとインフルエンザなどが流行する季節になるので、除菌なども行う必要があります。感染症を防ぐためにも、清掃は大切な仕事です。

 

デイサービス仕事内容例

では、もっと具体的にデイサービスの一日の仕事内容をご紹介したいと思います。

⑴8:30

出勤してすぐ、朝の打ち合わせが始まります。一日の注意事項などを確認し、送迎班と施設に残る班と別れます。施設に残る班は、この間に清掃や朝のお茶の準備などを行います。

⑵8:40

送迎班が出発します。朝の打ち合わせの時に、どの家をどのルートで向かうのかを話し合っているので、時間に遅れないように送迎に向かいます。

⑶9:00

続々と利用者の方が到着し始めます。スタッフは、利用者の方のお出迎えと朝のお茶の配膳、また看護師は朝のバイタルをチェックします。

⑷10:00

お茶を飲みながら談笑に加わったり、入浴担当の班は入浴の準備をし順番に行います。この時入浴班は、入浴介助と着脱介助の二手に別れます。自立している方は見守りで、介護が必要な方は福祉用具などを利用しながら入浴します。

⑸12:00

昼食が運ばれる時間です。スタッフは利用者の元へ御膳を配膳します。また、一人で食べるのが難しい方には介助を行います。看護師は、朝確認した薬などを配ります。

⑹13:00

ここからはレクリェーション活動の時間です。体操やカラオケなど皆で行うもの、習字や折り紙など個人で行うものを織り交ぜながら行います。利用者の方一人一人とコミュニケーションをとることも大切です。また、最後の送迎前にトイレ誘導なども行います。

⑺16:00

最後の送迎前に、利用者一人一人の方にご挨拶をします。最後忘れ物がないかの確認をし、送迎班は安全に利用者を送り届けること。残ったスタッフは清掃や一日の記録をつけて、一日の業務は終了になります。

 

 

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デイサービスの仕事内容の注意点

まず、デイサービス施設に限った話ではありませんが、安全を確保することが大切になります。送迎中や入浴中、また団欒中も常に気を配らなければなりません。また、デイサービスはたくさんの高齢者の方が利用する施設です。時には利用者同士のトラブルが発生することもあるのです。こういう事態に臨機応変に対応することも、スタッフに求められることです。利用者の方は、スタッフ一人一人を見ています。適切な言葉使い、好感が持てる身だしなみを整えることは、利用者の方から信頼を得られることにもつながります。

また、介護をする側は一人で業務を行なっている感覚に陥る方もいますが、そうではありません。看護師や利用者の家族、食事を作る栄養士など、たくさんの方とコミュニケーションをとりながら介護を行なっているということを忘れてはいけません。そのことをきちんと自覚する必要があると思います。

 

 

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まとめ

介護の職種は、常に人材不足です。今回紹介させてただいたデイサービス施設もそうですが、老人ホームや医療機関なども介護の力を欲しています。その中でもデイサービスは、介護免許を持たない未経験でも就職可能な場合があり、また定時に上がれることの多いということも特徴の一つです。今は様々な場所に新たなデイサービス施設が建設されているのもよく見かけます。高齢化社会が進む今、これから先もこのような施設は増えて行くでしょう。

介護という仕事は、人を相手にしなければならない分苦労もありますが、それ以上にやりがいのある仕事でもあります。もし福祉免許を持たない方でも、興味のある方は見学へ向かうことをお勧めします。

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