介護ベッドを購入するならどんな機能!?どこの会社?

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今は老人ホームだけでなく、在宅介護を選択される方も増えてきていると思います。

しかし、家での介護になると、高齢者本人だけではなく介護者にも身体的に大きな負担がかかってしまうこともあります。それを防ぐ為に、今は在宅で使用できる介護用品の販売やレンタルも増えつつあります。今回は、その介護用品の中でも介護ベッドに焦点を当ててご紹介させていただきたいと思います。

 

介護ベッドとは

では、介護ベッドとはどのようなものを指すのでしょうか。皆様の中にも、病院や施設などで実際に目にしたことがある方も多いと思います。普通のベッドと大きく点がいくつか存在します。

⑴高さ調節ができる

介護ベッドには、必ずリモコンがついています。このリモコンには様々な機能があり、その一つとしてベッドの上下の高さ調節ができるのです。この機能は、ひとりひとりの高齢者に合わせた高さのベッドにできるという利点と、介護者に負担のかからない高さに調節できるという利点があります。極端に高い、または低いベッドになると、介護者の身体を痛めてしまう原因となってしまいます。それを、この介護ベッドは解消してくれるのです。

⑵上半身、下半身の上げ下げが可能

例えば寝たきりの方の場合だと、食事もベッド上でとることが多くなります。その
時に上半身をあげることで、食べやすい姿勢を保つことが可能になり、また、誤嚥
を防いでくれるのです。これもリモコンにて上げ下げが可能です。
また、足元の上げ下げは移乗時や血圧の変動時などに便利な機能となります。

⑶柵をつけることができる

この柵は、ベッドを利用する側が好きな位置に設置ができるようになっています。
理由として、高齢者の方が立ち上がる時などに支えにできるからです。また、ベッ
ドからの転落防止の機能も果たしています。

 

 

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介護ベッドの役割

上記でも説明させていただいたように、介護ベッドは高齢者や介護者の足りない部分を埋めてくれるという役割があります。
高齢者の方が寝たきり状態であれば、一日の大半はベッド上で過ごすことになります。その際に本人や介護者の負担を軽減させてくれるのが、介護ベッドなのです。普通のベッドであれば、普段就寝するだけなら問題ないかもしれませんが、車椅子の移乗時は大変不便になるでしょう。食事を摂る際も、一旦高齢者の方を起こさなければなりません。介護ベッドを利用することによって、これらの状況が解消されるのです。また、介護ベッドにはキャスター付きのものも多く、ベッドのまま移動も可能になります。ベッドを利用する方の状況に合わせて選択すると良いでしょう。
〈介護ベッドに必要な機能〉

⑴高さ調節・上半身、足あげ機能

これらの機能は、介護ベッドに必須の機能になります。よく、高齢者の方にとって便利だからとその点しか考えていない方もいますが、それだけではありません。例えば、完全に寝ている状態で車椅子へ移乗する場合と、上半身を起こした状態で移乗する場合、介護者の負担が大きく変わってくるのです。高さ調節も、介護者にも大きな利点があります。高齢者の方が寝ている状態で介護をする場合は、自分の負担のならない程度までベッドの高さを調節することが出来るのです。一見なんてことないようなことですが、無理な体勢のまま介護を続けると、後で取り返しのつかないことになってしまうのです。

⑵マットレス

ベッドの上に敷くマットレスも、高齢者の方の身体を考えて選択する必要があります。完全に寝たきりの場合は、エアーマットを利用する方も多くいます。エアーマットは、機械で常に空気を送り込んでいる状態なので、褥瘡のリスクが少なくなります。また、今は自動で体位変換を行ってくれるものもあります。その他、丸洗いが可能なものや柔らかさが選択できるものもあります。

⑶柵がつけられるもの

介護ベッドに柵をつけることに対して、抵抗がある方も多いと思います。しかし、この柵の目的は、高齢者の方を閉じ込めてしまうことだけではありません。高齢者の方が自身で移動する際に、いい手すり代わりになります。また、逆にきちんと柵がある方が安心する方もいるのです。今は大丈夫でも、これから先もし認知症を患ってしまった場合、ベッドから転落してしまう可能性もないとは言いきれません。高齢者の方の転落事故は、命の危険があります。安全性を高めるためでも必要なものだと思います。

 

 

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介護ベッドのメーカー

ここでは、介護ベッドを販売するメーカーをいくつかご紹介したいと思います。

⑴パラマウントベッド

このメーカーは在宅用の介護ベッドのみならず、施設や病院用の介護ベッドも制作、販売をしています。ベッドの上げ下げの機能が、種類によって大きく違います。また、ベッド以外にも手すりや、食事をとる際のテーブルなども販売されています。
日本で初めて電動ベッドなどを製品化した老舗メーカーです。

⑵プラッツ

こちらも、病院や福祉施設に向けたベッドも制作されている会社です。
ベッド以外にも、離床センサーなどのレンタルが可能です。離床センサーとは、もし高齢者の方がベッドから離れてしまった場合、それを知らせてくれるセンサーです。

⑶フランスベッド

こちらもいくつかの介護ベッドのレンタルが可能です。それぞれ大きさが異なりますので、高齢者の方に合わせたサイズのものを選ぶと良いでしょう。また、ベッドが苦手な方のために、起き上がり補助装置というものもあります。

 

介護ベッドの注意点

介護ベッドはとても便利なものですが、注意すべき点もいくつか存在します。
まず、転倒のリスクがあるということです。これは、普通のベッドでも言えることです。このリスクを解消するためには、柵を設置することや、離床センサーの活用、また床に転落防止のためのマットを引いておくことなどが挙げられます。
その他、介護ベッド特有の上げ下げ機能も注意が必要です。老人ホームなどの施設や病院などで、この機能での事故が発生しているのです。介護時にベッドの高さを限界まで上げ、そのまま就寝してしまい転落事故が発生。また、上半身を起こしたままにしていた為高齢者の方に無理な体勢をとらせてしまった事例などが上げられます。
この機能はとても便利なものですが、少し間違えてしまうと大きな事故につながってしまうということを忘れてはいけません。

また、高齢者を守る為に設置した柵に身体を挟まれる事故も発生しています。ベッドの高さなどを上げ下げする際や、普段の介護をする時に注意する必要があります。

 

 

 

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まとめ

今は介護保険で、このような介護ベッドを利用することが可能です。もし、利用を考えているのであれば、自宅にベッドを置けるスペースがあるか確認が必要です。また、どのような機能が必要なのか、どのくらいのサイズのもなが必要になるかは、事前に自身で確認しておく必要があります。介護ベッドは正しく利用すれば、高齢者にとっても介護者にとってもとても便利なものです。しかし、その便利さに慣れてしまうと、上記のような事故が発生してしまう怖いものでもあるのです。そのことを自覚することが大切です。

また、介護ベッド以外のも付属品として、柵やテーブル、離床センサーやマットレスがレンタル、または購入可能な場合もありますので、高齢者の方の状態に合わせて選択してください。

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