介護保険の申請方法を教えて!

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高齢化が進むこの社会で、もはやなくてはならない介護保険制度。

今は関係がない年齢だとしても、将来必ず必要になります。それは、自分自身ももちろんですが、自身の家族や周りの人の可能性もあります。

いざその状況になった時にあわてなくてすむように、今からでもどのようにして介護保険の申請をするのか知っておく必要があるのではないでしょうか。

 

介護保険の申請とは

介護保険制度とは、平成9年の12月に介護保健法及び介護保険法施行法が制定されたことによって、2000年の4月より施行されたものです。目的としては、介護が必要になった方が、今より自立した生活が送れるように、また、自分らしい生活が送れるように福祉サービスを提供することとなります。しかし、全国民が自由に受けられるというものではありません。介護保険制度のサービスが受けられる条件としては、大きく2種類に分けることができます。

まず第1号被保険者として、65歳以上の高齢者の方があげられます。この第1号被保険者の対象者は、介護や福祉サービスが必要になった時に必要なサービスを受けることができます。対しての第2号被保険者は、40歳以上64歳以下の医療保険加入者とし、また加齢による特定疾病(がん・関節リウマチ・筋萎縮性側索硬化症・後縦靱帯骨化症・骨折を伴う骨粗しょう症骨粗鬆・認知症・進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症およびパーキンソン病・脊髄小脳変性症・脊柱菅狭窄症・早老症・糖尿病性の神経障害・腎症などの16疾患)の場合のみにサービスの提供がされます。
そかしこのどちらにしても、まずサービスの提供を希望する際には、市町村の窓口にて申請を行う必要があります。

 

 

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介護保険の申請方法の流れ

では、希望書が申請を行った後は、具体的にどのようにして介護保険のサービスが受けられるようになるのでしょうか?ここでは、順を追ってご説明したいと思います。

①申請

先ほどもお話しさせていただきましたが、介護保険のサービスを利用するにはまず申請を行う必要があります。申請先は市町村の窓口です。こちらに必要書類を持ち、要介護認定の申請を行います。

②要介護認定調査

では、申請を行った後の要介護認定調査とはどのようなものなのでしょうか?
これは、サービス希望者に正しいサービスが提供できるようにするために、希望者にとってどのようなサービスが適切であるのか、また、希望者は日常生活においてどのような不便さがあるのかを調査するものです。

聞き取り調査や、主治医の意見書などを参考にしながら判定を行います。調査は一次判定と二次判定の二段階で行われます。

③介護認定

調査を元に介護認定がされます。この介護度によって、受けられるサービスが大きく変わってくるのです。また、どのようなサービスをどのような形で提供するかの計画書である、ケアプランの作成などもされます。

 

介護保険の申請方法のポイント

①早めに申請を行う

介護保険サービスは、希望し申請を行ったその日から受けられるものではありません。一連の流れでご説明したように、申請した後に介護認定調査が入ってくるので、申請して認定まで1ヶ月も期間がかかってしまうこともあります。もし必要かもしれないと思うのであれば、早めに申請を行いましょう。

②申請後の手続きを確認しておく

申請したからと言って、手続きが終了する訳ではありません。

その後の訪問員に、自分や家族がどういう状況でどうなっていきたいのかを説明する必要があります。日常生活において、どのような不便さがあるのか、持病や困ったことなど、日頃から書き留めておくと良いと思います。
また、例として本人への聞き取り調査の際に、本人のプライドがあるが故に本当の介護状態が上手く伝わらないこともあります。介護を必要としている状態であるにもかかわらず、それを隠してしまうのです。そういう場合は、周りにいる家族がフォローできるように体制を整えておく必要があると思います。

また、申請後、実際に介護認定がされた後も、自分達がどのような介護生活を送っていきたいかのビジョンを明確にすることも大切だと思います。

 

 

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介護保険の申請時の注意点

では、実際に申請する時に注意すべきことをいくつかご紹介したいと思います。

⑴申請時に必要なもの

介護保険申請を市役所にすると、介護保険申請書をもらえます。この用紙に必要事
項を記入し提出する形になりますが、この時に必要な書類がいくつかあります。
まず、65歳以上の方は介護保険被保険者証が必要です。第2号被保険者に当たる40歳から64歳までの方は、健康保険証が必要になりますので忘れないようにしましょう。また、かかりつけの病院がある場合は、その病院の主治医の氏名、医療機関名や住所が必要になります。これらは当日あわてても用意できないものだと思いますので、市役所に向かう前に書類は全て揃っているかをきちんと確認してください。

また、介護保険申請書は市役所のホームページからダウンロードが可能です。インターネット環境が揃っている方は、事前に用意をし記入を終わらせてから役所に向かうと良いでしょう。

⑵申請代行

もし、自分や家族が介護保険の申請をしたいと思っても都合がつかず市役所に行けない場合は、要介護認定の申請を代行してくれることもあります。居宅介護支援事業所や地域包括支援センターで相談をしてください。ただし、介護認定調査の際には主治医の意見書が必要になりますので、かかりつけの病院を決めておく必要があります。

⑶結果に不服があった場合

申請をして介護認定がされた後は、自宅に結果が郵送される形になります。その介護度の結果が不服だった場合、再認定を行うことも可能です。

ただし、通知から60日以内と期限が定められていますので、早めに検討してください。その際には、また市役所の窓口へ行く必要があります。ただし、当たり前のことではありますが、介護保険サービスが受けられるようになるにはかなりの時間がかかってしまいます。このような状態になるのを避けるためにも、調査員の聞き取り調査の際にきちんと話をする必要があるのです。要介護度のレベルによって、受けられるサービスは大きく変わってきます。

自分自身でできることをやるのはもちろんですが、自分や周りの家族が負担にならないようなサービスが受けられるようにしましょう。

 

 

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まとめ

介護保険制度というものは、私たち誰もが受けることのできるものです。しかし、実際はいざ必要な状態になるまで、不明確なこと、わからないこと、不安なことが多いのではないでしょうか。周りに家族の方がいる場合は、家族からの手助けが大きく左右してくると思います。

しかし、もし自分が高齢者になった時、周りに家族がいなかったとしたら、自分の介護や介護サービスを選択するのは自分自身になってくるのです。その時、福祉について全く知識がなかったとしたらどうなってしまうのでしょうか?受けられるサービスがあったとしても、知らないまま生活を送ることになってしまうのではないでしょうか?今は、相談できる施設がたくさんあります。

また、福祉について勉強できる環境も揃っています。いざ、その時になった時に何が必要だ、こういうことをすべきだとスムーズに行動が移せるよう今のうちからできることを少しずつ行っておく必要があると思います。

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