老人ホームをゾンビが襲う!?老人ホームを舞台にした映画を大紹介!

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老人ホームにいるじいちゃんたちを助けるために若者たちがゾンビと戦って町から助け出すという下町のロンドンの街を舞台にした痛快コメディであり、老人たちも共になって戦い、若者たちが老人のためにゾンビと戦う姿は目頭が熱くなる映画です。

一人外で昼寝をしていた耳の遠い老人が同じような老人のゾンビに追いかけられるシーンはハラハラドキドキ、だけどほのぼのとするイギリスならではのゾンビ映画をご紹介致します。

 

老人ホームをゾンビが映画

ロンドンがゾンビに襲われている映画は数多くあります。映画「28日後・・・」で壊滅した後、「28週後・・・」でもう一度壊滅しています。

「ショーンオブザデッド」でもゾンビに襲撃されパブに逃げ込みます。そして、2012年マティアスハーネー監督によって「ロンドンゾンビ紀行」が映画化されました。

この原題は「Cockneys vs Zombies」であり、コックニーとはロンドンの下町イーストエンドの人たちを指す言葉です。イーストエンドは貧しい家庭が多いため差別的なニュアンスもあります。貧しく差別されているため家族同士の結びつきは強く、戦時中、爆撃の目標にされても早く立ち直りました。監督はロンドンオリンピックのスタジアムが建てられ、地価高騰に悩むイーストエンドの人たちに家族や友人の強いきずなで困難な苦しい状況を乗り越えてほしいと「ロンドンゾンビ紀行」の中に願いをこめた作品です。

老人もゾンビも時速1,7kmの速さで動きがお互い緩慢で、やるかやられるかのデッドヒートです。歩行器や車いすの老人たちを祖父が責任をもって守り抜こうとする役をアランフォードがかっこよく演じています。兄弟はジョニーデップと共演した「ローン・レンジャー」のハリートレッダウエィとラスムス・ハーディカーです。

銃をうまく使いこなしている女性は、「地上最強の美女バイオ二ック・ジェミー」をリメイクしたTVシリーズ、「バイオ二ック・ウーマン」のヒロイン、ジェイミーサマーズを演じていたミシェル・ライアンです。祖父の恋人役のおばあちゃんは「007 ゴールドフィンガー」のボンドガールになったオナーブラックマンです。この映画で、オナーブラックマンはおばあちゃんボンドガールとして銃をぶっぱなして活躍します。

 

 

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ロンドンゾンビ紀行の概要

不況のためにロンドンの下町イーストエンドにある祖父の「ボウ・ベル」老人ホームが閉鎖されてしまうため、祖父に育てられた二人の孫たちは銀行強盗を思いつき、刑務所上りの仲間と共に銃を準備し、銀行に押し込みます。しかし、銀行の回りは警察官たちに囲まれてしまいます。

人質をとって逃げ出そうと外に出たところ警察官たちはゾンビに襲撃されてしまっています。自分たちのアジトにお金を運ぶがそこにもゾンビたちが押し寄せてきます。銃や鎌などでゾンビを倒しながらも兄弟は祖父の老人ホームのことを心配します。

二人の仲間と一人の人質はそこでゾンビにやられてしまうが、残った3人の仲間と1人の女性の人質は一緒にゾンビと戦うことを決めます。人質の女性が妹のことを気にしているので、その人の家に立ち寄りマます。しかし、妹はゾンビにやられた後でした。兄弟の一人は「もう老人ホームは無理だ」と弱気になりますが、それを弟と仲間が励まします。

老人ホームに二階建てバスと銃を調達し、向かうも老人ホームはゾンビだらけです。何とか中に入り、銃を老人たちにも渡して、老人たちも一緒に戦い抜きます。残った人たちを若者たちと祖父が先頭を立って助け出し、二階建てバスに乗って町から出ようとします。

途中でバスが故障してしまい、歩行器や義足の老人たちを若者たちがゾンビを倒しながら船場まで連れていきます。おばあさんが船のエンジンをかけて出ようとしたときに、鎖が巻き付いていて船が出られません。祖父は船から飛び降りて鎖を外します。するとゾンビは爺さんの回りを囲んでしまいます。

そんな祖父を見殺しにできずに、兄弟が助けようとしたときに祖父は持っていたスタンガンでゾンビをやっつけます。そして無事に船に乗り込み、町を離れるのでした。

 

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ロンドンゾンビ紀行はネットでも高評価

「ロンドンゾンビ紀行」は、ネットでも面白いと高評価が多いです。ツイッターでは「ゾンビ系でツッコミ系代表ならロンドンゾンビ紀行じゃないすかね」とか「ロンドンゾンビ紀行は強いおじいちゃんとおばあちゃんが好きな人にオススメだわ。めちゃ面白かったw」

また、「当たり外れが顕著なゾンビ映画でオススメするのはゾンビハーレム ラストはゾンビ映画あるあるだけど終始馬鹿やっててグロイだけのゾンビ映画に飽きた人にオススメ 似たような方向性のものでロンドンゾンビ紀行お年寄りが強いゾンビ映画で有名なやつ。最初の15分さえどうにかなればなぁ」などたくさんのツイートがされています。

また、映画マニアの大阪人さんは「飲み屋でゾンビが出てきたらどうする?」それに対する大多数の答えが、「あいつらのろいからダッシュで逃げたら大丈夫」しかし、それは若さゆえの傲慢。あなたが老人だったらどうする?・・それに対する最高の答えを見せてもらえるのが『ロンドンゾンビ紀行』老い先短いが死んでるやつらには負けないぜ!ゾンビ映画でこんなにすがすがしくなったのは初めてでしたと語っています。
女優の森下くるみさんは「「ロンドンゾンビ紀行」開始5分で現れるオバンバ(バタリアン)風ゾンビに爆笑させられ、中盤ベビーカーをおして現れたままゾンビは瞬殺、ベビーカーに乗っていた赤ん坊ゾンビは思いっきり蹴飛ばされて壁にバウンドという容赦のなさにまた爆笑。ゾンビに向かって鬼の形相でハンマーをふるうおばあちゃんや歩行器に取り付けたマシンガンを縦横無尽に打ちまくるおじいちゃんも愛嬌満点。

みんなで笑って語り合いたい、ニューエイジゾンビムービーです。」と語っています。

カメラマンでライターの久保健司さんは、「ロンドンはなぜかゾンビが似合う。ロンドン子はゾンビが大好きだ。街が何回も死んで、自分たちも死んでいるようなものだと思っているからな。そんな街で繰り広げられるゾンビ映画がおもしろくないわけがない。雑草のように生きるコックニーがグダグダ言いながらゾンビをやっつけていくのは痛快だ」と話しています。

ちば映画祭の後藤博成さんは、「老人ホームからおじいちゃんたちを救い出して、ダブルデッカーバスで「こんな街からオサラバだ―てな感じでいくんだけれども結局は街からもゾンビからも逃げられない・・そこらへんから胸が熱くなってきて、最後の最後のラストで本当に泣きそうになるのを我慢しちゃいました」と語っています。

映画監督の中尾孝雄監督は「ロンドンゾンビ紀行見ましたよ!災害時における高齢者の避難問題をモチーフにした重厚な社会派映画。なわけもなく、「何がゾンビだ馬鹿野郎!ロンドンの下町をなめるなよ」映画でした。ボンドおばあちゃんプッシーガロアが銃を撃ちまくって最高!養老院が襲われて、よぼよぼのおじいちゃんがよぼよぼのゾンビに追いかけられるシーンがベストでしょう。ほのぼのとした進行なのにサスペンスフルな音楽だけが空回りしているのがおかしくて」と言っています。

このように、「ロンドンゾンビ紀行」は、ネットで高評価の映画となっています。イギリス人にとって、ゾンビ映画は身近なものです。ゾンビが肉をかじって食べているグロテスクな場面が多いのに、なぜか老人と若者たちがともに助け合うほのぼのとした作品となって、ゾンビのグロテスクさを打ち消しているのが不思議です。

 

 

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まとめ

ロンドンゾンビ紀行はロンドンの下町をゾンビが襲い、それに立ち向かう兄弟と祖父、それを取り巻く人たちがゾンビを次々と倒していき、ついに街を脱出するというものです。

ネットでも高い評価を得ているこの映画は、渋谷を皮切りに全国で放映されていました。

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