ケアマネージャーの年収じゃないと結婚できない!?

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今回は普段ケアプランの作成や色々な介護に関しての相談をされているケアマネージャーのプライベートな部分の、年収や結婚といった少し興味のあるテーマをお伝えしたと思います。
その中で介護業界の現在一番の問題とも言える「待遇面」の調査実態も会わせてお伝えします。

今の介護の現場実情も理解していただきたいと思います。

 

ケアマネージャーの年収とは

ケアマネージャーの年収も気になりますが、その前に普段利用者の皆さんの色々な世話をしている介護職全体の待遇改善が以前から言われ続けていましたが、定期的に見直される介護保険改正時が結果的には「自己負担率の変更」「介護保険料見直し」等増税になる改正が今までの流れで、介護という過酷的とも言える現場での労働に対しての、正当な評価による待遇目直しが行われていない為に、当然求人状況もよくなく常に人材の不足が言われ続いています。
ではその介護業界の現在の給与水準が他の業種と、どのくらい格差があるか厚生省や税務署の最新の調査結果をまず見て本題のケアマネージャーの年収へといってみたいと思います。

介護業界の給与水準

介護業界の給与水準は全国産業平均より約で月10万円近く安いと言われ、介護業界からも多くの訴えがあり、政府はこれら国民の声を見逃すわけにはいかない状況になり厚生労働省は介護職員の処遇改善の方法をまとめました。働いてきた経験や資格、人事評価などを利用して職員を昇給させる仕組みを導入している事業者に、介護職員の平均給与が月額1万円相当上がるように「介護報酬昇給制度導入事業者に加算」という制度を設け介護報酬を加算することを決定しました。職員のキャリアアップを促して人材不足の解消につなげていきたい考えが制度として実現した形です。

介護職員の平均給与は月給ベースで約26万円で、全産業平均と比べて約10万円低いです。一方で昇給制度がある介護事業者は全体の約半分にとどまり。離職する職員も多いため人材不足が深刻でした。
介護事業所への報酬は従来は3年に1度改定しており、次回は2018年の予定になります。政府が今年6月に決めた「ニッポン一億総活躍プラン」に介護職員の処遇改善が盛り込まれ、見直しが1年前倒しになった2017年に施行されました。

介護業界の給与水準の見方

介護業界は上記にも説明してきましたが介護業界で勤務する人達の給与が本当に低いのか疑問を抱く見方もあります。介護業界は国からの介護報酬という国の財源を使っているところが他の業種と違う面もあり、それは事業者によっては「少ない人材で努力していい介護サービスをしても」「努力もしなく適当なサービスを行って」国からの公定価格である介護報酬は同じという、納得しがたい現実もあり他の業種のように、工夫や余地がなく努力や工夫によって利益を上乗せしていくことに他の業界よりの積極的ではなく自助努力で職員の給与を上げるのも困難で、引き上げるなら国へ財源がほしいとの方向性になっていきます。
介護業界は他の業界に比べて事業所においての工夫や努力での利益に対しての敏感な考え方がまだ未成熟の業界でもっと異業種との交流等を積極的に行い「利益確保」により職員の待遇改善に取り組みべきではないでしょうか。

 

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[平成27年国税庁企画課資料]

[介護職平均給与]

 

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[平成27年度介護従業者処遇状況等調査結果]

 

 

 

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ケアマネージャーの年収

これからケアマネージャーになろうとしている人も、現在活躍している人もケアマネージャーの給与事情は気になるところですよね、他の業界や同じ介護の世界の他の職種に比べて高いのでしょうか。

経験年数はどのように反映されるのか等をまとめてみました。

介護業界内での給与比較

職種平成26年度平成27年度増減
ケアマネージャー 332,890円342,760円+9,840円
介護職員       274,250円287,420円+13,170円
管理栄養士     300,450円 308,310円 +7,860円
事務職員      304,640円 311,820円 +7,180円
生活相談員     312,120円 321,490円 +9,370円
理学療法士他    339,990円    348,900円    +8,910円
看護職員      368,180円    375,170円    +6,950円

[平成27年度介護従業者処遇調査結果の概要]

他の業界との比較

職種           月収        賞与年収

ケアマネージャー 261,600円 567,300円 4,113,000円
保育士(保母・保父)  219,200円 603,000円 3,233,400円
歯科衛生士     257,700円 441,900円 3,534,300円
百貨店店員     249,000円 512,600円 3,500,600円

[平成27年賃金統計基本調査 職種別第3表参照]
これはあくまでも厚生労働省の調査における平均であり、全ての人がこれを満たしてるわけでありません。
この調査結果によると ケアマネージャーの給料は比較的高いことが分かります。

勤続年数男性(26~29歳)  男性(35~39歳) 女性(25~29歳)  女性(35~39歳)
1~4年    213,700円    263,700円    215,300円    226,900円
5~9年    223,400円    283,300円    233,700円    235,400円

 

ケアマネージャーの平均年収

ケアマネージャーは専門職の立場から、利用者一人ひとりに合ったケアプランを作成して、そのプランに沿って適切なサービス事業者を紹介します。利用者がスムーズに介護サービスを受けられるようにします。

更にサービス事業者が効率良くサービスを提供できるように、調整するなどケアマネージャーに求められる大きな要因は経験による適切な指示、実績の積み重ねです。

それな実績や経験対するケアマネージャーの待遇の評価は年収や給与に反映されて当然の事ではないでしょうか。

経験や勤続年数による評価

ケアマネージャーは勤続年数に加え、年齢が高いほど給料も高い傾向にあります。これは年齢が重視、それまでの経験や実績が高く評価された結果と言えると思います。

 

ケアマネージャーの仕事と待遇の評価

介護する立場の人達は相手が要介護者ということがあり、 一般の企業と違い肉体面や精神面でかなり負担の多い仕事になります。

その中でもケアマネージャーは各サービス事業所と連携、利用者、家族との相談、新規の利用者の介護認可のための申請手続き代行など通常では想像のつかないくらいの業務の煩雑さです。

しかしこれからケアマネージャーを目指そうという方はケアマネージャーになることにより、多くの利用者を相手にするコミュニケーション能力や医療的知識も身につき、サービス提供責任者、管理者指導者として活躍をできる重要な立場になります。

これからケアマネージャーを目指す方のために、現在のケアマネージャーの平均的な給料年収をお伝えしておきます。

ケアマネージャーの平均年収

 平成26年度         平成27年度     増減
常勤勤務年収     3,994,680円     4,113,120円   +118,440円

非常勤勤務年収1,706,760円     1,953,360円   +246,600円

ケアマネージャーの平均基本給

 平成26年度     
平成27年度     増減
基本給   211,610円     214,550円    +2,040円

ケアマネージャーの月の給料の査定額は「基本給(月額)」+手当」+「一時金(4月から9月に支給された金額の6分の1)」を加算した金額で計算されます。平成26年度から27年にかけて収入は増加する傾向にあります。
※基本給や給与の上昇の要因は その事業所が「介護職員待遇改善加算」を取得しているかどうかで変わってきます

 

ケアマネージャーの働き方の種類、年収

ケアマネージャーの仕事の種類と役割

ケアマネージャーの仕事を一言で 言うことは非常に難しく内容は多岐にわたっています。

 

ケアマネージャーの仕事内容

1.新規の利用者の家族や 本人との相談
2.新規の介護認定に関する書類申請書類の作成 行政への提出 代行業務
3.各サービス 事業所との 連絡や連携
4.担当の利用者のモニタリングフォロー
5.ケアプランの作成

以上のような代表的なケアマネージャーの業務に加えて、事業者では電話の応対や新規の相談等が頻繁に行われます。これだけの業務行い最終的には「利用者が充実した介護サービス」を受けられるかは、ケアマネージャーの裁量にかかっているといっても過言ではありません
又、ケアマネージャーの役割として最も重要な事が、利用者や家族の意向と生活・心身の状況から必要な介護サービスを提案して、利用者と介護サービス事業者医療機関との間に入り連絡、調整をすることが重要な役割とされています。
以上の煩雑な業務内容をこなさなければいけない、ケアマネージャーの待遇が果たして適性なのかは、各働く環境や現場によって意見は様々だと思います。
個人的な意見としては毎日ケアマネージャーの仕事と接していて 仕事内容を見る限りもっと貰っても良いじゃないかと思います。

 

ケアマネージャーの年収と結婚の関係

ケアマネージャーの結婚に関しては年収も結婚を決める一部条件にはなると思いますが、最終的には男女間の問題であることだと思います。
しかし、ここではもしケアマネージャーとの結婚するような方がおられた場合のために、ケアマネージャーと生涯を共に過ごすための条件、特に収入面の見通しについてみていきましょう。

ケアマネージャーの結婚適齢期は

ケアマネージャーは資格を取得するための条件として、最低5年の実務者研修経験が必要となります。それから逆算しても決して若い時にケアマネージャーの資格を取る事は、なかなか難しいことです。
さらに先の項目であげましたように、ケアマネージャーの経験による手当などで給与が大きく違ってきます。それに伴い年収も経験や年齢によって違ってきますので、若い間に結婚ということを考えれば、ケアマネージャーの資格を取得する以前になる可能性のほうが大きいのでないでしょうか。

ケアマネージャーの給与は上がるの?

ケアマネージャーの試験は2018年度実施の試験から受験資格が変更になります。また2016年度から試験後に実施される実務研修の時間も増え、学ぶ内容もよりレベル高いものになりました。
介護支援専門証の更新時に実施される更新研修時間も増加して、国はケアマネの質の向上にあらゆる手段を尽くしています。その背景には 国が進めている地域包括ケアシステムの構築があります。
今後増加してくる介護利用者への対応のために ケアマネージャーの質の向上と対応力の俊敏さが今後の介護業界で最も中心的存在として必要不可欠になってきます。

そのためには今後の介護保険見直しを含め、ケアマネージャーの報酬の見直しも進められています。

ケアマネージャー収入で家族を支えれるの

もし、結婚するとなればケアマネージャーだけではなく相手の男性の職業や収入は当然気にはなりますよね。では相手がケアマネージャーで結婚する場合はどうでしょうか。
前項でお伝えしたように適齢期というものを考量しないで、結婚相手として考えた場合現状で給料が毎月手取りで20~27万くらいとして、一人暮らしや夫婦二人だけでは十分だと思います。
しかし、子供ができると状況は変わってきます。勤務する事業所の規定によってはケアマネージャーといっても、色々な手当てにも違いがあるところもありますので、結婚や子供、親の介護等将来をみて勤務する事業の選定も結婚の条件になるのではないでしょうか。
日本の世界の福祉国家という立場であるなら介護する側の質の向上と共にそれに似合う待遇の改善ががあって一流の社会福祉国家と言えるのではないでしょうか。

 

 

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まとめ

今回はケアマネージャーの待遇面を中心に取り上げましたが、今「大きな悲鳴」をあげ警告をならしているのはケアマネージャーでだけではなく介護業界全体の問題として人材の補強、教育、介護職の待遇改善等考えで実行する事は山積み状態ではないでしょうか。

日本も一流の社会福祉国家を目指すのであれば本当の「介護する人の為の」「安心して介護できる環境」を早急に実現する事が最優先ではないでしょうか。

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