「介護業界」について現役介護職員が語る!

Health

現在の介護業界は昔と比べて、法律も変わり施設に入所するにも規定があります。そしてだんだん財政もきびしくなりつつあります。
いつかは破綻するといわれる福祉業界ですが現役で活動されている職員さんは今の介護業界について、もしくはこれからの介護業界に対して思うことは何なのでしょうか?
今回は現役介護職員が介護業界について語っていきます

 

最近の介護業界について

最近の介護業界は、高齢化も進む一方で国自体もできるだけ家庭で過ごせるように支援をする方向になりつつあります。そこにはさまざまな理由があります。入所したい施設があってもどこも定員が満員で入ることが出来ない。介護職員の人数も足りない。などがあげられます。
人数不足も介護職員にとって不安な要因ですがもうひとつ不安な点があります。それは介護職員の賃金が少ないという問題です。
実際の現場では一つのミスが、死につながるかもしれない状況下で、それに見合った報酬がもらえていないという現実があります。もちろん福祉というお仕事は尊厳の高いお仕事ですし、そんなお金の話をしていいのか?という意見もあるのは事実です。しかし、そもそも生活をするうえでお仕事をしておるわけで、まさに社会貢献といえる素晴らしい仕事をしているからこそそれに見合った報酬は必要なのではないでしょうか?
現段階でカバーする方法はキャリアを積みつついかに有効な資格を得るか、これが一番の得策だと思われます。一般のお仕事でもそうでしょうが、経験を積むことでえらい役職になれる可能性があがりますよね。介護業界でもキャリアを積みながら資格取得を目指すことで管理職など仕事に幅を持たせることが出来るようになるわけです。

 

 

3_1

 

 

 

介護業界 職員

先ほどもあげましたが職員も人手が不足している状態が続いています。
そもそも少子高齢化という状態が起きており、若手が不足しているという問題がまず挙げられると思います。また仕事内容もハードです。それは賃金が見合っていないという理由もありますが、腰を痛めるなど怪我、さまざまな理由から離職率が高いということもあるでしょう。
これだけを見れば介護という仕事はとにかく大変だろうなと思うことでしょう。しかし介護という仕事はとても素晴らしい仕事です。働いている職員はみんなこの仕事に誇りを持っています。
まず利用者さんは人生の大先輩です。そこでしか聞けないお話もたくさんあります。昔はどういう時代だったのか。またこの方たちがいてくれたおかげで、今の日本があるのです。そういう方々を支えることが出来るというのは本当にありがたいことです。感謝もされます。「ありがとう。」という一言がどれだけ素晴らしい日本語がわかる職業だと思います。
また介護やちょっとした医療知識も身に付きます。なのでもし何かしらの病気に関わった場合でもすぐに対処ができるようになります。

職員として大事なことは連携がしっかり行えることです。これが少しでも乱れることがないように申し送りは確実に、そしてどの企業でも言えますが、報告、連絡、相談は密に行われなければいけません。

 

 

9ca2fcec-340121

 

 

介護業界 利用者

利用者も人数も少子高齢化の影響でだんだん増えてきています。世代によってコミュニケ
ーションの方法も変えなければいけないと思います。したがってレクリエーション、話題つくりなどいろんな情報を収集しなければいけません。そして認知症の人数も増えてきますので、対応の仕方も工夫が必要になってきます。
また今福祉業界においてなるべく在宅で暮らしていけるように支援をしていく方向へ向かっています。
特別養護老人ホームに入居するには要介護3以上です。しかし、どこの施設も満員状態が続いており、待機しなければいけない場合がほとんどです。
このことから施設に入るのもよっぽどのことがないと入れないのでもはや最終手段ともいえます。
自宅で暮らすために、必要なことは環境を整えること【福祉用具、住宅改修など】、必要なサービスを選択する【ヘルパー、デイサービスなど】必要があります。
今後の課題は利用者のADLとQOLを落とさないようにどうリハビリや役割を担っていただくかがカギになると考えられます。
そのために必要なことは利用者のニーズをきちんと見極めを行い、アセスメントをして必要な援助を計画立てる力を付けなければなりません。そのためにもキャリアを積む必要があります。
では行政は介護現場に対してできることは何でしょうか?

 

介護業界 行政

行政は介護保険の管理をする重要な役割があります。しかし、介護保険にも限界があるのです。実際の話、行政財政も徐々に悪化しており、いつかは介護保険も破綻するのではないかとも言われています。実際のところ利用者さんの保険の負担割合も年金やお金をどれくらい持っているかで負担の割合も大きく変わりました。
そして要介護度も皆さんが思ったような介護度が出にくく、満足いくようなサービスを受けられない人が多いとも感じます。
介護を職場としている事業所の利益の源は地区町村また国からの介護報酬によって運営をしており、その介護報酬から我々介護福祉士の給料になります。このことからも介護保険がこのまま破綻となっては介護の人員も減ってしまい、まともな介護できる環境も崩れてしまいます。このことからも質の高いサービスを提供できなくなってしまいます。
また家庭でも目立っているのが、高齢者が高齢者を介護するいわば老老介護が目立ってきています。

こうした様々な課題を解決するためには、まず何といっても介護業界にお金が入ってくるようなシステムを作ることが大切です。そして介護福祉士の人員を増やし、質の高い適切なサービスを提供できるようにならなければならないのです。

 

 

image02

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
正直な話、現在の介護業界は厳しい状態であります。それを解決する策もまだ見つかっていません。介護に関係ないと思っている方もいつ介護が必要になる状態になるのか分かりません。ですが、実際介護保険サービスも受けてみるまで分からなかったという人もたくさんいるため理解というところも含めて課題が多いです。

qna