ケアマネージャー試験の難易度を教えて!

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介護の養成校を卒業した人が最初に目指すのは「介護福祉士」だと思うんですが、次に目指す資格として多いのは「ケアマネージャー」だと思います。
「ケアマネージャー」とは、介護の専門家として介護保険を利用される方にケアプランを作成し、「自治体」や「サービス事業者」と「サービスを利用される高齢者」を繋ぐ役割を持ちます。
今回はこの「ケアマネージャー」の資格を得る為の「ケアマネージャー試験」やその「難易度」について一緒に勉強していきましょう。

 

ケアマネージャー試験の難易度は?

「ケアマネージャー」は介護サービスの中核を担う存在です。介護職の方のキャリアアップにも人気の職種ですが、まず最初に、「ケアマネージャー試験」を受けるために必要な項目を上げていきましょう。

ケアマネージャー試験項目

・保健、医療、福祉に関する法廷資格
(医師・歯科医師・薬剤師・助産士・看護師・理学療法士・作業療法士・介護福祉士・歯科衛生士・社会福祉士・はり師・きゅう師・精神保健福祉士など)をもち実務経験5年以上従事(900日以上必要)
・無資格で介護をしている場合は実務経験10年従事(1800日以上必要)
(注 2017年度試験までで2018年度以降は無資格の方は受験できなくなります。)

難易度を示す上で簡単な数字として合格率がありますが、昨年2016年度のケアマネージャー試験の合格率は「13、1%」でした。
この数字は過去5年のケアマネージャー試験の合格率として最も低い結果となってます。
これは受験者数が減った事と合格者が少なかった事が関係しています。過去5年で考えると13、1%〜19、2%と大体10人受けて1〜2人合格するぐらいの合格率です。試験においても「介護支援分野」「保健医療福祉サービス分野」の双方で合格基準点を満たしておかないと合格できません。

つまり、片方が満点でも、もう片方の点数が悪いと合格できないんです。
次の項目では「ケアマネージャー試験のポイント」について勉強していきましょう。

 

 

 

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ケアマネージャー試験のポイント

試験のポイントとしてまず先程の受験資格を持った上で二点挙げてみます。

試験のポイント

・ケアマネージャー試験の申込(6月〜7月)に遅れないようにしなければならない
・願書を取りに行く窓口は県によって変わるので注意しなければならない
・実務経験証明書を勤務先に発行、書類に添付しなければならない
(転職して2施設以上で実務経験を満たしている場合、両方の実務経験証明書が必要なので早めに申請する)

申込書は、各都道府県の市役所や社会福祉協議会などで配布されている試験案内に添付され、自身で取りに行く必要があります。その他にも保健所や福祉事務所での配布や郵送での受け取りに対応している場合があります。
詳しくは各都道府県の実施案内のホームページから確認してください。

前の項目でも書きましたが、「ケアマネージャー試験」を受けるには、実務経験を証明する必要があります。実務経験は申込時に書面で提出するよう求められますので、自身の勤務先に「実務経験証明書」を発行してもらう必要があります。証明書の発行は時間がかかる場合がありますので早めに依頼する必要があります。
その他にも添付しなければならない書類として
保有資格の証明書
本人写真(3カ月以内で指定のサイズ)なども用意しなければいけません

・受験案内に同封されている「郵便振替払込取扱票」から、最寄りの郵便局や地方銀行で受験料の払い込みをする(7000円〜9000円)
注意しなければいけないのは払い込みの期限を過ぎた場合は申込をしても受験できないので必ず期限を確認しなければいけません。

ケアマネージャー試験の申込についてのポイントは分かってもらえたでしょうか?
次の項目では「ケアマネージャー試験の難易度と合格ラインについて」勉強していきましょう。

 

 

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ケアマネージャー試験の難易度と合格ライン

最初にお伝えしなければならないのは、今回(2016年度)の試験が重要な分岐点になっている事です。
今回の2017年度の試験までは、保健、医療、福祉に関わる資格を保有していなくても
10年以上(1800日以上)従事していれば「ケアマネージャー試験」を受験できました。
しかし、来年度以降は法改正のため受験できなくなるので注意が必要です。

話は変わって試験の難易度や合格ラインについてですが過去5年間の受験者数や合格者数、合格率、各分野(介護支援分野、保健医療福祉サービス分野)の合格点について知っておきましょう。

平成24年度(第15回) 146586人、27905人、19、0%、15点、22点
平成25年度(第16回) 144397人、22331人、15、5%、15点、26点
平成26年度(第17回) 174974人、33539人 、19、2%、14点 25点
平成27年度(第18回) 134539人、20924人、15、6%、13点、25点
平成28年度(第19回) 124585人、16280人、13、1%、13点、22点

このように何点取ればいいという合格点は明確でなく試験が実施される年によって変動しますが過去5年で考えると
・介護支援分野(総得点25点) 15点以上
・保健医療福祉サービス分野(総得点35点)26点以上
を取れれば合格点を満たしています。

 

 

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ケアマネージャー試験の注意点

それではおさらいを兼ねて「ケアマネージャー試験の注意点」について勉強していきましょう。

注意点5選

・受験するには実務経験が必要

保健、医療、福祉に関する資格を持っていれば5年、900日
持っていなければ10年、1800日(今年まで)

・実務経験証明書を発行してもらわなければいけない

職場を変えて、いくつかの施設で合わせて5年、もしくは10年なら、その働いた施設全てに実務経験証明書を発行してもらわなければいけない。

・申込期間がある

例年6月〜7月の申込期間中に提出しなければいけない。その際全ての証明書、写真を受験申込書に添付したか確認して提出して下さい。

・試験を受ける際、(当たり前ですが)受験票をもって受験しなければいけない

試験申込を提出し、受理されれば、自宅にケアマネージャー試験の受験票が送られてきます。
それを持って各都道府県の試験会場に行きましょう。

・年度毎の試験の合格基準点(2分野それぞれの)を満たさなければいけない

年度毎に変わる合格基準点、過去5年で見ると
介護支援分野15点以上 保健医療福祉サービス分野が26点以上です。

自宅学習でも充分に勉強すれば、合格できると思いますが、初めて受験する際は
どんな感じの試験問題があるのか、解らないと思います。
そんな時はネットで「ケアマネージャー試験 過去問」と検索をかけると去年以降の過去問があるので問題の傾向を知るのにいいと思います。
自宅学習だけでは不安という方は受講料は入りますが、通信などで受けれる「ケアマネージャー対策講座」などもありますので、調べてみて下さい。

 

 

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まとめ

来年度の平成30年度試験以降受験資格が一部変更されるのが決定されていて、無資格の方は受験できなくなります。
そのため受験資格が変更される前に駆け込みで受験される方が多いのではないかと予測されます。
なので今回の受験者数が増える分合格率も伸びるとは思いますが、各分野ともに合格基準点を満たさなければ合格できないために競争率が上がったと考え受験される方は頑張って下さい。

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