介護職で退職する場合どうしたらいいだろう。。

20150714193840-quit-job-waling-out-fired-quitting

大切な家族が要介護者になった時、自分たち家族だけでなんとかしようとうすると、常時一緒にいなくてはと思い込み、結果仕事の退職、離職をしてしまう場合があります。
昨今「介護離職」が問題になっています。

今回はこの「介護離職」や「介護の退職」について勉強していきましょう。

 

介護職の退職は

退職について勉強していくためにまず知っておいて欲しいのは
「介護は離職率が高い」という話があるという事です。
何故、介護の仕事をやめたかを理由別に多かった順に並べるとこうなります

介護職をやめた理由

・職場の人間関係に問題があったため
・法人や施設・事業所の理念や運営のあり方に不満があったため
・他に良い仕事・職場があったため
・収入が少なかったため
・自分の将来の見込みが立たなかったため
・新しい資格を取ったから
・結婚・出産・妊娠・育児のため

介護職の離職理由に「腰痛」などの体力的な問題を耳にします。
ただ、これらは「退職」の理由の1つになりますが、ただ1つで退職の理由になる事は少ないです。
チームワークが重要な仕事という事で1番は人間関係が上手くいかないという理由や雇用体制、管理を原因とする理由が最も高い結果がわかります。

介護という仕事上非正規雇用、パートの方が多いです。
その非正規雇用の方の離職率が高い傾向にあり、更に人数が19人以下の事業所で離職率が高いです。
そこから理由を考えていくと、人数の少ない事業所で「職場の人間関係」が悪化した為に辞めざるおえないという形で退職するケースが多いようです。
さらに昨今問題になっている「介護離職」とは家族が要介護者になった為にその家族の介護を1人でこなそうとして今している仕事を退職して介護をすること。

介護の性質上、人を見るというのは片手間でできるものでなく、今の仕事を辞めざるおえないこの事でなにが問題かというと親が介護が必要になる年代というのは会社にとって経験を積んだとても有用な存在が失われる問題です。
国はこの「介護離職」を少なくする為、介護職の処遇改善を見直しています。

 

 

 

PIC-20161011091945

 

 

介護職の退職のポイント

介護の現場で退職する場合、まず間違いなく引き留めを受けると思います。
その引き留めをかわした上で退職する際のポイントについて考えていきましょう。

退職の理由が給料面などの金銭的な理由なら先ずは現在の職場より、条件の良い転職先を決めておく事です。
介護の仕事が辛くて、とりあえず辞めるというのはよっぽど貯金がある人以外にはオススメしません。資格がないと次の職場を見つけるのが難しく、再就職に苦労される方も多いです。
さらに、どうせ辞めるのならばボーナスをもらってからの方がその後の生活に余裕も出ると思います。
因みにその場合、在籍日数がある程度ないともらえないケースも多いのでボーナスの支払い条件を確認するのもいいでしょう。

仕事を引き継ぎは必ず必要です。介護職をやめることに要介護者に罪はありません。引き継ぎの不備によって担当の要介護者の状況が悪化してはなりません。

今の職場を退職するマナーとして辞める事が決定したなら退職予定日までに自分の持ち場の引き継ぎをきちんとしておかないと迷惑を掛けることになります。
退職を伝えるのは基本1ヶ月前ぐらいに伝える事が多く、この1ヶ月を使ってあなたがいなくなっても業務が進むよう業務の引き継ぎをしておきましょう。

人を相手にした仕事である上に辞めるタイミングが難しい仕事ではありますが「人間関係が上手くいかない」「訳もなく涙がでる」などストレスが溜まっている時は次の生活も考えてから自分の心と身体が元気なうちに退職した方がいいかもしれません。
あなたの健康はあなた自身が1番よくわかっています。ストレスを抱えたまま仕事をしていると心も体も辛くなってくるのでタイミングは自分で決めましょう。

 

介護職の退職させてくれない

介護の現場は常に人手不足の問題がつきまとっています。
いざ仕事を辞めると決意し、次の就職先を決めて辞表を提出すると、まず間違いなく「辞めないで欲しい」と止められることが多いでしょう。
「引き継ぎはどうする」
「今辞められたら、入所者さんが困ってしまう」
「次が決まるまで待って欲しい」
色々な事を言われて待っていると辞めるのをうやむやにされてしまう可能性もあります。

お世話になった義理や仕事場の内情を知っているだけにそんな事を言われると辞める決意が揺らぐし「待遇の改善をする」など言われて給料面や仕事時間を考慮してもらえるかも知れません。
ただ、「あなたの人生」の主役は「あなた」です。辞めると決意をして上司に伝えるという事はそこまでの決意があっての事でしょうし、それが資格を取るための勉強や次に仕事をするために心身を休めるなど理由はあなたしか知らないですしその決意をしっかりと上司に伝えて辞めましょう。

また、「あなたの健康」を守るためには多少の嘘も許されるでしょう。
納得してもらいやすい理由で退職する事をお勧めします。
「そういう理由なら仕方ない」という理由を準備し伝えてもいいでしょう。

「親が介護が必要になってしまい自分がしなくてはならない」
「結婚し家庭に入ることになった」
「子供ができた」
「育児に専念したい」
「腰をいためた、体調不良のため」

これらは、プライベートな問題なので介入しにくい事情です。
ただ、「腰を痛めた」という理由には注意が必要です。腰を痛める介助を考慮するから続けて欲しいと言われると退職できずに続けることになるケースも聞いた事があるので注意が必要です。

 

 

 

0210-1

 

 

 

介護職の退職での注意点

今の仕事場を辞めて次の職場に移る際に注意しなければいけないのが、辞め方です。
もし、次の職場が同じ介護系なら注意が必要です。
あなたが今の職場を嫌になり辞めると決めたなら「どうせ辞めてしまうのだから職場の人がどう思ってもいい(どうでもいい)」と考えるかも知れません。
ただ、介護系は事業所同士の繋がりも強いです。法人や事業所を別にしていても今の職場の人の誰かと繋がりがあったりしますので円満な退職を目指してください。
その為に必要な事は、今まで雇ってもらえた「感謝の気持ち」を伝えると共にはっきりと「退職の意思」がある事を伝えるのが重要です。

転職先を決めずに退職した際に、次の仕事場の面接を受ける時には注意が必要です。面接の時に前の職場での退職理由を聞かれる事があるかも知れません。
もし、あなたが人間関係で苦労して辞めたとします。ただ、そういった理由を正直に伝えると面接している側は「本人に問題はないのか?」「うちでも、人間関係で苦労すると辞めてしまうかもしれない」と余計な先入観を持たれてしまう可能性があります。
なのでそういった理由の場合は正直に伝えるのは避けた方がいいでしょう。
なら、どうしたら良いのかというと、辞めたいと感じた理由をポジティブに変換する事です。
「職場の仲間と協力して仕事が出来なかった」という理由から、「貴施設での仕事を見学させて頂いて職員間がよく声かけを行われていて、職員同士の連携が強いように思われましたので」と繋がるとどうでしょう。少なくとも面接担当を嫌な気持ちにはさせないと思います。とにかく自分を前向きな姿勢を持った人間として受け取ってもらえるよう考えて下さい。

 

 

1-5

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
介護業界はまだまだ人手不足なので、個人的には頑張って続けて欲しいというのが自分の気持ちですが、「あなたの人生はあなたのものです」

あなたが辞めたいと感じたのなら「職場を変える」「介護を辞める」をしてリフレッシュする事も大事だと思いますよ。

qna