高齢者の自転車って危ない!?高齢者の自転車選び方4選

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今、高齢者の方の自動車事故がニュースや新聞などで多く取り上げられているのを目にします。それに伴い、高齢者の方の自動車運転のあり方について考えなければならない機会も増えてきましたが、では自転車運転はどうなのでしょうか。

今回は、高齢者の方の自転車運転の現状についてお伝えしたいと思います。

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高齢者自転車の本当のトコロ

高齢者の方にとって、移動手段を奪われるということは、生活ができなくなってしまう可能性もあります。食事や日用品のための買い物はもちろんのこと、病院などに通院するためにも必要になるためです。公共交通機関を使用するという手段もありますが、そもそも自宅の近くに交通機関がない場合もあります。今現在は、そのことを考慮して介護タクシーなども利用できますが、様々な制約の中の移動になってしまいます。また、今まで日常生活で当たり前に利用していた移動手段が出来ないということは、高齢者の方にとってとてもストレスになりますし、今まで運転出来ていたのだから、自分が事故を起こすはずはないと過信してしまうケースも少なくありません。また、自転車は自動車に比べ運転のハードルが低く、また小回りがきくということから利用されている方が多く見られます。

そして、自動車と違い一人で運転しなければならないものなので、安全確認ができるのは自分自身となりますし、注意や助言してくれる同乗者もいないのです。

確かに免許もいらず手軽に乗れるものではありますが、このハードルの低さが思わぬ事故を引き起こす原因となる場合もあるのです。

 

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高齢者自転車の事故

高齢者の自転車事故の特徴として、安全確認をしなかったこと、また安全確認が遅れてしまい事故に合うケースが多く見られます。
安全確認をしないということは、これは高齢者だけに当てはまることではありませんが、自動車側が注意してくれるだろう。自動車側が止まってくれるだろうという慢心のままスピードを落とさず運転してしまい、事故に合うのです。また、夜間時に無灯火のまま運転してしまうケースも多いと言われております。自動車を運転したことがある方ならお分かりになると思いますが、夜間の無灯火の自転車は、本当に近距離にならないと目視することが出来ません。

しかし、ちょっと近くまでだから。いつも通っている道だから。面倒だからと、ライトを点灯せずに自転車を走行してしまうのです。安全確認が遅れてしまうケースについては自動車運転事故と同じく、加齢による判断力の低下が原因となるので、車の接近に気づくのが遅れてしまいます。また、高齢者の自転車事故は、死亡率が高いとも言われています。

体の衰えが原因の場合もありますが、事故のあった瞬間、受け身をとることが出来ない場合も多く、頭部から転落してしまうこともあるのです。特に、頭部の損傷については直接死へと繋がってしまうケースが多いので、私たちはもちろんのこと高齢者の方は特に気をつけなければなりません。
高齢者の方が加害者となってしまうケースもあります。
歩行者に気がつかない、または判断が遅れ、事故となってしまうケースです。

この場合はスピードの出し過ぎが主な原因と考えられます。その為、注意力が低下してしまうのです。加害者となってしまうと、多額の賠償金を支払わなければならなくなります。ちょっとした判断ミスが、一生を棒に振ってしまうことになるのです。

 

高齢者自転車の選び方

自転車といっても、今は様々なタイプのものが販売されております。
こちらでは、どんなものを選ぶのが良いのか、またどんな注意点があるのかを紹介したいと思います。

選び方の注意点

・両足がきちんと地面につくもの
新しく自転車を購入する際は、必ず両足が地面または床に着くことを必ず確認してください。自転車は、普通に走る分は少し高めの設定の方が走行しやすいと言われておりますが、高齢者の方にとっては、それは適切ではありません。
停車時に足がきちんと地面に着かない高さは、大変危険です。速く走ることより、まず安全に走行することを優先させてください。

・出来るだけ軽く、安定感のあるもの
高齢者の方でも持ち運びがしやすいように、軽いタイプのものが良いと思います。万が一転倒したとしても、軽量タイプのものですと自分自身で起き上がることが可能な場合もあるからです。また、高齢者の方の自転車運転は、ふらつきが多いことも特徴のひとつです。出来るだけふらつきの少ない、安定感のあるものを選ぶと良いと思います。

・電動アシスト自転車
漕ぐ際に負担の少ない、電動アシスト自転車を選択される方もいます。
確かに普通の自転車に比べて漕ぐ力は少なくて済みますが、値段が高価ということと、普通の自転車に比べて重さがあるというデメリットもあります。
しかし、今はシニア用の電動自転車も販売されておりますので、選択の幅はぐっと広がっております。購入の際には、店頭で販売員の方に相談すると良いと思います。

・三輪自転車
シニア用の自転車の中には、タイヤの数の多い三輪自転車も販売されております。こちらは、安定感もあり転倒しにくい作りになっております。また、自転車カゴが前方と後方につけられておりますので、荷物が多くなっても安心です。しかし、普通の自転車とは勝手が少々異なりますので、運転には注意が必要になります。

 

高齢者自転車これから

高齢者の自動車事故が多く取り上げられる中、免許自主返納を進める働きも出ています。この働きが進むと、自動車から自転車へ移動手段を変更される方も多くなってくると考えられます。しかし、それに伴い今度は自転車事故が増加してしまうと、高齢者の方の移動手段をさらに奪うことになります。
この事態を防ぐ為に私たちが出来ることは、高齢者の方の運転に配慮することと、安全運転を広めて行くことだと思います。

配慮例

交通ルールを守ること。

夜間時には、ライトを点灯させること。

スピードを出しすぎないこと。

暗くなったら運転を控えること。

そんな当たり前のことを徹底するだけで、交通事故は減少するのです。判断力が低下しつつあるからこそ、基本を忘れずに運転することを心がけることが一番大切なことだと考えられます。また、ヘルメットを着用し運転することも、事故にあった場合生存率が上がります。
もしこの先高齢者の方の自転車事故が増加してしまった場合、今までのように気軽に運転することが出来なくなって出来なくなってしまうかもしれません。
高齢者の方にとって、自転車を漕ぐ、車を運転するということは単なる移動手段ではなく、生活に張りを持たせる為必要な場合もあるのです。

それを守っていけるのは、本人自身もそうですが、周りの環境や協力が何よりも必要なのではないでしょうか。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか?
自分の周りに自転車や自動車を運転している高齢者の方がいらっしゃったら、ぜひ声をかけてあげて下さい。注意をしてあげてください。乗っている自転車は適切なものかどうか、確認してあげてください。
高齢者の方の生活の質を落とさない為にも、私達が今日からできることはたくさんあります。危険だ、危ないと声をあげる前に、どうしたらお互いに気持ちよく運転ができるのか、生活ができるのかを一緒に考える必要があると思います。また、ゆくゆくは事故減少につながっていければ良いと思います。

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