地域で大活躍の認知症サポーターって何!?

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皆さんは、認知症サポーターという言葉をご存知ですか?
あるいは、サポーターの方に会ったことはありますか?

誰もが、認知症になる可能性があります。
また認知症の人が、今後急速に増加することも予想されています。
にもかかわらず、周囲の理解や支援が足りず、その結果悲しい事件、事故につながってしまう
ケースが後を絶ちません。

「社会全体で認知症を理解し、その人と家族を支えていく」ことは、喫緊の社会問題と捉える
べきでしょう。

今回は「認知症サポーター」についてご紹介したいと思います。

 

全国の認知症サポーター(8,829,946人 平成29年3月31日時点)の方々が、この社会
問題に前向きに取り組もうと、各地域で生まれ、活躍されています。
※下線部の数字は、『認知症サポーターキャラバンHP』より抜粋

 

認知症サポーターとは

認知症サポーター養成講座を受講することによって、私たちは認知症サポーターと
なることができます。

『認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対して出来る
範囲で手助けする「認知症サポーター」を全国で養成し、認知症高齢者等にやさしい地域づくりに
取り組んでいます。
認知症サポーター養成講座は、地域住民、金融機関やスーパーマーケットの従業員、小、中、
高等学校の生徒など様々な方に受講いただいています。』
※厚生労働省HPより抜粋

つまり、地域住民の方から、金銭のやり取りがあり得るお店、あるいは学校の生徒など、幅広く
認知症サポーターを養成したいと考えられています。

また、専門的な知識・技術を有していなくても、まずは認知症に理解がある人が、認知症サポーター
として求められています。

『認知症サポーターに期待されること』
1 認知症に対して正しく理解し、偏見を持たない。
2 認知症の人や家族に対して温かい目で見守る。
3 近隣の認知症の人や家族に対して、自分なりにできる簡単なことから実践する。
4 地域でできることを探し、相互扶助・協力・連携、ネットワークをつくる。
5 まちづくりを担う地域のリーダーとして活躍する。
※厚生労働省HPより抜粋

 

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認知症サポーター養成講座

認知症を正しく理解し、認知症サポーターとなるために、全国で受けることができる養成講座です。

都道府県、市区町村などの自治体、あるいは全国規模の企業・団体などが、認知症サポーターキャラバンと
共催で実施しています。

認知症サポーターキャラバンとは、認知症サポーター養成講座の講師役(キャラバン・メイトといいます)
の養成研修を行うほか、各自治体と、認知症サポーター養成講座を地域へ展開していくための研修も
行っています。
こちらのHPに、認知症サポーターに関する最新の情報が掲載されていますが、中でも養成講座に関する
情報を紹介します。

①認知症サポーター養成講座の開催場所
・・・認知症サポーターキャラバンHPに、全国の自治体事務局、その連絡先などが掲載されています。
個人で、学校で、あるいは職場で受講を検討されるのであれば、まずは問い合わせてみましょう。

②認知症サポーター養成講座の内容
・・・認知症はどういったものか、その症状(記憶障害、見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能障害、
感情表現の変化)
・・・認知症の周辺症状とその支援
・・・認知症の診断・治療と、予防についての考え方
・・・認知症の人と接するときの心がまえ、介護している人の気持ちの理解
・・・認知症サポーターのできること

③認知症サポーター養成講座の所要時間
・・・おおむね1時間~1時間30分

こうした内容の養成講座を1回受講することで、認知症サポーターとなることができます。
受講後、認知症サポーターである目印として、オレンジリング(無料)が授与されるほか、認知症サポーター証
やバッジなど、色々なグッズも入手できます。

これらは、認知症の方の支援や、ちょっとした声掛けの際に提示することもできますので、何かしら躊躇する
場面があっても、役立ちそうですね。

 

 

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キャラバン・メイトって何?

認知症サポーター養成講座における、講師役のことをキャラバン・メイトをといいます。

⑴キャラバン・メイト養成研修を受け、
⑵年間10回程度(最低3回)を目安に、認知症サポーター養成講座を行える方が、
⑶全国キャラバン・メイト連絡協議会に登録します。

全国のキャラバン・メイト(139,157人 平成29年3月31日時点)の方々が、認知症サポーターの
広がりに貢献されているのですね。
※下線部の数字は、『認知症サポーターキャラバンHP』より抜粋

キャラバン・メイト養成研修の受講対象者は、以下のようにされています。
1.認知症介護指導者養成研修修了者
2.認知症介護実践リーダー研修(認知症介護実務者研修専門課程)修了者
3.介護相談員
4.認知症の人を対象とする家族の会
5.上記に準ずると自治体が認めた者
5-1 行政職員(保健師、一般職等)
5-2 地域包括支援センター職員
5-3 介護従事者(ケアマネージャー、施設職員、在宅介護支援センター職員等)
5-4 医療従事者(医師、看護師等)
5-5 民生児童委員
5-6 その他(ボランティア等)
※『認知症サポーターキャラバンHP』より抜粋

キャラバン・メイト養成研修の内容は、オリエンテーションに始まり、認知症サポーターに伝えたいこと、
認知症サポーター養成講座開催の運営方法(グループワーク等)、さらに養成講座の企画・運営のポイント
など、実践的なものとなっています。
研修は一日、目安となる所要時間は6時間です。

このキャラバン・メイト養成研修にかかる費用ですが、受講料は無料です。
ただし、参加のための交通費、宿泊費などは本人負担となります。

こうした養成研修を受講したのち、全国キャラバン・メイト連絡協議会に登録することで、市町村など
自治体にキャラバン・メイトとして情報提供がされます。
また、実際の養成講座開催について、各自治体の事務局と連携していくことにもなります。

キャラバン・メイトについて、他にも詳しい情報をお探しでしたら、お住いの自治体、あるいは
全国キャラバン・メイト連絡協議会(認知症サポーターキャラバンHP内)に問い合わせてみては
いかがでしょうか。

地域で認知症への理解が広がり、多くの支援の輪ができるよう、できることの1つと考えられるもの、
それが認知症サポーターであり、キャラバン・メイトだと思います。

 

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まとめ

認知症サポーターについて、皆さんはどんな感想をお持ちになりましたか?

身近に接する機会がないと、なかなか認知症の人をイメージすることは難しいかも知れません。

認知症サポーターという取り組みがあり、それを知っていただくことが、「認知症の人、あるいはその家族と
当たり前に地域で暮らせる社会づくり」へとつながれば幸いです。
実際に養成講座に参加することもできますし、気軽に参加できる機会が、実は近くにあるのかもしれません。

周囲の理解と、ちょっとした手助け、見守りがあることで、地域で暮らしていける認知症の方は大勢
いらっしゃいます。
近所で、少し困った表情をされたお年寄りが一人立っていた時、「どうされました?」と声をかける前に、
「あれこれ」考えてしまう。そんな経験はありませんか?

認知症について知っていることがあれば、この「あれこれ」が一つ減り、支援への一歩につながるかも
知れません。見て見ぬふりなど、出来ればしたくありません。

私たち一人ひとり、認知症サポーターになっていきたいですね!

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