事業者なら必ず発生する「介護保険請求」を大紹介!

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介護事業者は利用者にサービスを提供しますよね。

それに対する介護報酬は、原則として1割を本人に、残りの9割を国民健康保険団体連合に請求します。報酬の9割を占めるので、介護保険請求はとても大事ですね。

今回は「介護保険請求」をご紹介したいと思います。

請求の流れ

以下の3パターンがあります。

居宅介護支援事業所の場合

1.利用者より、サービス計画の作成依頼を受け、契約を行います
2.利用者へ、利用票を交付します
3.サービス提供事業所へ、サービス提供の依頼・調整の後、サービス提供票を交付します
4.サービス提供事業所より、実績の報告を受けます
5.国保連合会へ、請求を行います(給付管理票・介護支援費請求明細書等の作成・送付)
6.国保連合会より居宅介護支援費の支払いを受けます

居宅介護支援事業所が、地域包括支援センターから委託を受けた場合

1.地域包括支援センターから委託を受けます
2.サービス計画書を作成、それに基づき、サービス提供事業所へサービス提供の依頼、調整の後、サービス提供票(初回・変更の時のみ)を交付します
3.サービス提供事業所より、実績の報告を受けます
4.地域包括支援センターへ、実績を提出します(委託費請求書・実績報告書以外の提出物は、各地域包括支援センターの指示による)
5.地域包括支援センターより、委託費の支払いを受けます

介護施設など、サービス提供施設の場合

1.居宅介護支援事業所より、サービス提供依頼の受付・調整の後、サービス提供票の交付を受けます
2.利用者との契約、サービス提供を行います
3.居宅介護支援事業所へ、実績の報告を行います
4.国保連合会へ、請求を行います(介護給付費明細書の作成)
5.利用者へ請求を行い、支払いを受けます
6.国保連合会より、介護給付費の支払いを受けます

 

提出する書類

居宅介護支援事務所

介護給付費請求書(請求額の合計金額を記載)
居宅介護支援費明細書(ご利用者単位の請求額を記載)
給付管理総括票(給付管理票の総件数を記載)
給付管理票(ご利用者のサービス単位の内訳を記載)

サービス提供事業所

介護給付費請求書(請求額の合計金額を記載)
介護給付費明細書(ご利用者ごとの請求額内訳を記載)

詳しい請求の手順

居宅介護支援事務所

1.実績を入力します

2.入力内容を確認します。印刷せずにプレビュー画面で確認すると良いでしょう
※加算・減算 各種加算の算定有無や、減算に該当する事項がないか確認
※加算を算定する場合は、各種加算算定要件を十分確認し、算定に必要な一連のプロセスに対する「記録・書類等」が揃っているか確認する。

3.提供票との突き合わせ作業を行います

4.実績の単位数と提供票の単位数が合わない場合、確認を行います。
※稀に限度額に算定されない加算の単位数(サービス提供体制加算・処遇改善加算)をカウントしてしまっている場合があります

5.集計前に、もう一度請求漏れがないか確認します(月遅れ請求リストの確認)

6.全部確認が終わったら、それぞれの帳票を集計・印刷します
※ソフトを利用している場合、実績を入力すると、それぞれの帳票に情報が飛ぶようになっています
そのため、帳票ごとの入力は必要ありません

7.伝送・電子媒体などで、国保連合会へ提出します

 

 

サービス提供事務所

1.実績を確認・集計した後、居宅介護支援事業所に送付します

2.実績の入力作業を行います

3.入力内容が間違っていないかどうか確認します
※「確認事項」と「間違いやすい項目」を次ページに掲載しています

4.実績との突合作業を行います

5.実績で送付した数字が間違っていた場合などは、居宅介護支援事業所へすぐに連絡します
※施設サービス(介護福祉施設・介護保健施設など)の場合は、施設内に計画作成担当者を配置しているので、居宅介護支援事業所とのやりとりはありません

6.全部確認が終わったら、それぞれの帳票を集計・印刷します
※ソフトを利用している場合、実績を入力すると、それぞれの帳票に情報が飛ぶようになっています。そのため、帳票ごとの入力は必要ありません

7.伝送・電子媒体などで、国保連合会へ提出します

 

まとめ

非常に複雑ですね…。

ただ、最近ではパソコンのソフトも充実してきているので、また別の記事でご紹介します!

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